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「このTHE ANCHORがどんなゲームかわかったよねぇ？？」
小太郎は、ふざけたように3人にそういった。
･･･むかしは、こんな人じゃなかったのに。
「クイズに正解したら、このアンカーが上がる。
不正解したら･･･アンカーが下にさがる。」
「まぁそういうことだろうね。」
「じゃあ、不正解が続けば･･･」
ユウキさん、ヒロシさんがそう言うと
小太郎は私の元を離れて彼らの近くまで走った。
「30キロのアンカーが 頭にドッカーン！
3人まとめて頭がすっぽり？
あぁ見たくない見たくない！見たくないよ！
お願いだよbrother、頑張って！
僕を･･･人 殺しにしないで？」
首をかしげてお願いするように言った。
小太郎は顔が可愛いせいか、軽率に許してしまいそうになる。
･･･昔もそうだった。
だけど、こればかりは。
大切な人たちの命がかかっているのだから。
向こうで3人が話しているこえがかすかに聞こえる。
ニコニコの笑顔で帰ってきた小太郎は、私を小太郎の机の横のイスに座らせた。
「･･････離して」
「あれれ？A、こわいなぁ。会わないうちに変わっちゃって。
俺たち、あーんなことする位仲良かったのに。ね？」
「変わったのはどっちよ･･････」
私は、小太郎が大好きだった。
もちろん、友達として。
*
side Zero
ゲームが始まろうとしたときだった。
俺が全部答えようと考えていたが、このクイズはどうやら順番に答えなくてはいけないらしい。
「クイズの責任は一人一人が個別に背負う。
でも1人のミスは、全員の連帯責任だ。
そこが面白い！
最終的には互いに 馬鹿だクズだと罵って、
アンカーが･･･ドッカーン！
友情と命が同時に消滅する。
これがTHE ANCHORの醍醐味だ！」
金髪･･･小太郎は、楽しそうに後出しルールを言った。
なんて卑怯な。卑劣だ。
それを聞いたAは、“小太郎！！”と叫ぶ。
「零くんたちが死ぬようなことがあったら･･･
私も、後を追うから･･････あなたを許さない。」
「･･･勝手にしなよ。俺にとってお前はもう、過去の人間だ」
小太郎は、Aにそう冷たく言い放つ。
隣でユウキさんが“あの二人、どんな関係？”と笑った。
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ルカ - オリキャラなど楽しみにしています。もう大ファンです。これからも頑張ってください！ (2018年9月4日 0時) (
レス) id: ce71ab7563 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - すごく面白くてハマりました！キュンキュンしまくりです！これからも楽しみにしてます！ (2018年8月30日 19時) (レス) id: 4753af9614 (このIDを非表示/違反報告)
なな - めちゃくちゃ面白いです！私、ゼロ一獲千金ゲームの夢小説でこの小説が一番好きです！更新、作者さんのペースでゆっくり頑張って下さいね(^-^) (2018年8月24日 19時) (レス) id: 700bd35a7c (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - 畜生！もっと早くこの小説に出会いたかった・・・。こんにちは。この小説大好きです。とても面白いです。もうどれだけ読み返したか分かりません。零だけでなく、NEWSのゲスト陣とも絡みがあって嬉しいです。これからも更新楽しみに待っております。 (2018年8月22日 18時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - ルカさん» ありがとうございます！ついにしちゃいましたね(笑) (2018年8月20日 8時) (レス) id: bf5392b605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつ
| 作成日時：2018年8月6日 16時
