占いツクールの夢小説あるある (ページ3)

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主人公の設定〜それ別になくても……え、ないとダメ？〜ページ3

今回は夢主の設定について。

どの小説、作品もそうだけどチートさん多すぎない？

呪術廻戦ならば特級術師、
ハイキューなら元全国区スター選手、
ヒロアカなら推薦入学や主席合格、
暗殺教室なら元A組で学年トップ、
コナンなら警察学校女子トップやもう1人の主席合格主席卒業者、
食戟のソーマなら…遠月10傑第零席！？
いやいや、第零席なんて存在すらしてないやーん…

多分作者さんは作品の理想を夢主に詰め込んでるんだと思う。もし自分が作品の登場人物でこんな子だったらこんな事したいなあ、こんな子になりたいなあ、なんて。

私も夢女子だから気持ちはめちゃくちゃ分かるけど設定詰め込み過ぎじゃない？
原作が原点にして頂点だから原作の設定を揺るがすのはどうかと思ってしまう…。

例えば特級術師は4人しかいないって原作で公言されていて、だから五条悟はいつも忙しくて…でも全部こなして飄々とさえしていてまさに最強、てのがちょっとでも崩れる恐れがある。

暗殺教室でもカルマくんと浅野くんのツートップ争いに夢主ちゃんが食い込んでくるのもあれ？と思うし少々(どころではないくらい)性格が歪みまくっている5英傑は実は6英傑で、夢主ちゃんは空気清浄機的な存在だった…ってそれは必要あるのだろうか？ちょっと盛りすぎてない？

え？別にいい？それもそうか。

あとは原作キャラの名言を取るのもどうかと思うんだよね。そのキャラの過去の経験や価値観や葛藤全てが詰まってその台詞が生まれて、原作者様はそのキャラだからこそ言わせれた部分があるのにそれを二次創作で取るのは…………え？別に問題ない？そうか………

完全に好みの問題だけど「歌が上手い」「歌い手」設定って…いるのかな？

特殊能力の都合上必要だとか、作品自体音楽に関わってくるものならまだしも、
『マネージャーが人気歌い手だった！！』
とか
『たまたま聴いた歌が上手だった！』
とか
いるのかなとどうしても思って。

『料理が上手』とか『裁縫が得意』とか『足が速い』『力持ち』は多分日常的に、というか物語の都合上役に立つケースが多いと思う。
でも歌って……音楽の授業かカラオケ行く以外使う事なくない？

屋上で1人で歌うとか何もする事がなくて口から歌が漏れるとかみんなそういうシチュエーションに憧れてんのかね？
でも実際いたらただの痛いやつだかんな
相当上手でもその要素だけで切り傷ができちゃうかんな