56話 夢の世界と精神世界【過去編】 ページ20
〜〜〜〜♪
とても心地のいいヴァイオリンの音色が聞こえる…
お母さん…………？
？「A…………夢を見るのよ…さあ、集中して………」
声が聞こえた時 体が深い所に 落ちていく感覚がした。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――巴「Aこれ何かわかる？」
A「な〜に？それ？」
巴「これはね、『ヴァイオリン』よ…お母さんが大好きな楽器 聴いてみる？」
A「うん！」
〜〜♪
巴「素敵でしょ？Aも弾いてみる？」
A「やりたい！」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
雨の日だった…
オールマイト「すまない………、A……、お母さんを守れなかった…ッ！」
お父さんが泣いていた。
全く動く気配がなく、手と足が力なくたれている、ずぶ濡れのお母さんを抱きかかえていた。
A「お母さん……………？ヤダヨ……………ヤダヨ！」
？「貴方の大切な思い出を思い出すのよ……辛い思い出じゃない…………楽しい思い出…」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
A「あぁ、また しっぱいした…」
巴「何度も何度も練習すればいつかきっと上手になれるわよ。」
A「もぅ、1回！」
〜〜〜〜♪
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
公園に行くと1人で皆が遊んでる姿を見ている男の子がいた。
A「ねぇねぇ 1人なの？」
？「うん……」
A「一緒に遊ぼ！私は、山吹A！」
？「僕…轟焦凍…！よろしく…」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
冷「あら、お友達？お名前は？」
A「山吹Aです…////」
冷「あら、お母さんの名前って巴？」
A「( ﾟｰﾟ)ｳ ( ｡_｡)ﾝ」
冷「私 貴方のお母さんと友達なのよ！」
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作者名：ジントニック | 作成日時：2018年12月18日 21時
