8話 波の国 ページ9
ナルトと会ってから
一週間がたったある日
「俺ってば 動いてないといけない病なんだってばよ」
……つまり退屈でしょうがない
というナルトを講習に連れてきた
理由は簡単だ
野放しに出来ない
いや、自分で言うのも何だが
もう お歳なのだろうか
心配性に磨きがかかってきた気がする
そんな俺に 『兄ちゃん』
何ていうガキがいるんだから 世の中は奥が深い
両手を広げたくらいの白いボードに
計算式と簡単な説明を書き込む
講習を受けるのは大抵
資格を取る為の少年少女
今回はそれに
野放しにしておくと何しているか分からないナルトも加えた
「つまり1/3以上の血液を急速に失った場合、多量出血とみなされ……」
座っているのは平均年齢15才の
若者たち
その為 若干講座が
簡単すぎるという点がある
心配蘇生や包帯の巻き方なんかは
分かっているだろうが
もう一度 復習として
ただいま暇な俺が代理講師を勤めて話をしている
それぞれペースはいろいろだが
沢山のペンを机に散りばめて
メモをとっているようだ
さすがは若者
やる気が感じられる
こういう人達の事を『お兄ちゃん』
というんだよ ナルト
何となく視線をナルトの方に変えてみると
案の定 配ったプリントの上で
すうすう と規則正しい寝息をたてていた
全治３ヶ月
絶対安静
確かに頸椎(けいつい)を軽く粉砕している
命に別状が無かったのは
奇跡としか言いようがない
そして俺が怒られなかったのも
奇跡としか言いようがない
欠席書の未提出より遥かに
ヤバかったのに……。
話は逸れたが
多量のチャクラを持つものは
どういうわけか生命力と回復力が非常に高いと聞く
確かにナルトはチャクラ量が
他の忍と比べると格段に多い
その為か 傷の方はもう完璧に治っている
アニメでボロボロになった筈のキャラが
次の登場回には
掠り傷ひとつない状態と同じだ。
ナルトの母親であるクシナも
大量のチャクラを持ち
何もしていないのに傷が
たがが数分で治る事が暫しあった
本来ではそんなことあり得ない
傷を治すのには多量の時間と細胞を
必要とするからだ
傷が治ると言うことは『細胞が新しくなる』
ということ
傷ついた細胞を回復させるのではない
細胞を分裂させ新しい細胞作り出すのだ
医療忍術はそれの手伝い
細胞の分裂をチャクラを使い
無理矢理 早くするのだ
そんなとき 高らかに響きわたる
鷹の声
窓からそっと除くと
鷹が弧を描き青空を飛んでいる
それは緊急召集の合図だった
ラッキーアイテム
お前に…天才だと…言われたからだ…
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
☆超ラッキーキャラと術☆
自来也 スケベの本能
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ヨウ★(・^・)(プロフ) - ミラクさん» 面白いだなんて…！ありがとうございます！！はい！ミラクさんのお話も読ませて頂きます！コメントありがとうございました☆ (2016年11月1日 17時) (
レス) id: df01a4a4ea (このIDを非表示/違反報告)
ミラク - 初コメ失礼します！この作品とてもおもしろいです！これからも楽しみにしてます♪私も小説書いているのでぜひ見に来てくださいね！タイトルは勇気の狐火です！ (2016年10月30日 15時) (レス) id: 0d1bd762a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨウ★(・^・) | 作成日時：2016年9月3日 12時
