7話 予想外 ページ8
？side
な、なんでA兄ちゃんと
ナルトの兄ちゃんが抱き合ってんだ コレ……。【家の外で抱き合っている二人を発見した逃走中の木ノ葉丸】
*
「でもやっぱ……兄ちゃんの方がいいってばよ
なぁ 名前なんて言うんだ？」
少し赤くなった顔を持ち上げて
こちらを見つめるナルト
無邪気に笑う顔は
破天荒な母親似だろう
「……A
それが……俺の名」
静かにそう呟くと
ナルトはより強くしがみつき
俺の腹部に顔を埋めた
「そっかぁ……何か安心するってば……」
絵になるようないい雰囲気だが
扉の向こうから感じられる変な視線が冷たい気がする
そう 俺は木ノ葉丸を連れ帰らなければいけない
健康診断が始まっているというのに
捜索に人手を使いすぎた
三代目の遠眼鏡の術を借りたかったが
アカデミー生すら探せないと分かれば
他の部署に笑われる
プライドと時間
公平に釣り合ったのは
健康診断の期間が昨年度より長いお陰だろう
いつもは5日で終わるはずの
期間が今年は10日と倍多い
その為、僅かに『空き時間』ができた
その時間を削って
捜索に当てた
つまりは残り時間は
ほとんどない
つまり俺はさっさと持ち場に
戻らなければいけない
「あの、ナルト……そろそろ」
「ん〜……」
……駄目だ、全然放れてくれない
体を放そうとしても
すぐに強く抱き止められる
このままじゃ拉致があかない
ごめんな
先に心の中で一言謝り
気づかれないように左手にチャクラを集める
淡く光るチャクラをさらに
手の側面に集め思いっきり振り上げる
手刀を首にあてチャクラを乱して
少しの間 気を失っていてもらう
簡単な事だ
……邪魔さえ入らなければ
「ナルトにいちゃぁあああん！！！」
「木ノ葉丸！？お前何でオレん家に……」
いきなりドアごとふっとんできた
木ノ葉丸は予想外だ
ガリッ
「あ」
俺の間抜けな声が聞こえた時には
ナルトの背骨にチャクラがクリティカルヒットした
「だぁあああああっ！！」
*
「んー、全治3ヵ月ってとこだな……」
静かに少女(副院長)が告げた言葉に
「えぇぇえええ！？」
というナルトの声が聞こえたのは
言うまでもない。
副院長 14才 本当に14才かは不明
内科、外科の担当
ラッキーアイテム
お前に…天才だと…言われたからだ…
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
☆超ラッキーキャラと術☆
自来也 スケベの本能
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ヨウ★(・^・)(プロフ) - ミラクさん» 面白いだなんて…！ありがとうございます！！はい！ミラクさんのお話も読ませて頂きます！コメントありがとうございました☆ (2016年11月1日 17時) (
レス) id: df01a4a4ea (このIDを非表示/違反報告)
ミラク - 初コメ失礼します！この作品とてもおもしろいです！これからも楽しみにしてます♪私も小説書いているのでぜひ見に来てくださいね！タイトルは勇気の狐火です！ (2016年10月30日 15時) (レス) id: 0d1bd762a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨウ★(・^・) | 作成日時：2016年9月3日 12時
