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28話 ありがとう ページ29

…ここまでか…


単なる諦め

チャクラをあそこまで
強くした雷切

いくら俺でも
あれを喰らえばひとたまりもない



疲れきったこの人生も
どうやらここまでのようだ



だが

「再不…斬…さ…ん」


見るとそこには
カカシの手をしっかりと握っている
白の姿があった




…あぁ そうだった


俺はまだ
こんなとこで終わっていい奴じゃねぇ





「……ウラァ!」



力を込め大剣を振るう

戸惑うカカシを見ながら
静かにほくそ笑む



ありがとうなぁ 白

お前は最高の“拾い物“だったよ



*


「動きが鈍いぜ カカシィッ!」


なのにどうして


俺の刃はあいつに当たらない


それどころか


「うっ!…」

自分の動きすら
鈍くなってきている用に感じた



「…両手を封じた これでお前は印も結べない」


そんな時
高らかに響く声の主


「ガッカリだよ…再不斬……」

「……ガトー
何のようだ お前はここに来る手筈じゃねーだろ」

「…作戦がかわった
元々お前を雇ったのは……」


そこからはよくある
裏切りっていうやつだ


だが ガトーが白を蹴ったとき
俺の中で沸き上がる物があった


それに気づいたのは
こいつのおかげかもしれねーな


*

「お前はそれでいいのかよ!

仲間だったんだろ!?」


仲間…?

俺は利用する為に使っただけだ


「ガトーが俺を利用したように
俺も白を利用しただけだ

忍なら覚えとけ
忍は利用されるか利用するかの
二つしかねえってことを」


丁度良かった

忍術の精巧さ

その感情

絶対服従を誓ってくれれば
安心して側に置いておける


それ以外
俺は感情を抱く理由がなかった


「こいつは…お前の事が大好きだったんだぞ!!

ずっとずっと
お前の為に…道具として生きてたんだぞっ!」


なぜお前が泣くんだ

お前は何を感じているんだ



愛していた…?

白が俺を……?





『再不斬さん…』

いや違う


頭の中で何度も蘇るあの声




愛していたのは…俺の方だ


そう気づいた瞬間

俺の頬には雫が滴っている



「小僧…それ以上は何も言うな」



拾い物なんかじゃねぇ

白は俺の大切な……

29話 愛してる→←27話 懸けて


ラッキーアイテム

お前に…天才だと…言われたからだ…

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

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ラッキーアルファベット

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ラッキー方角

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☆超ラッキーキャラと術☆

自来也 スケベの本能


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作品ジャンル:アニメ
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ヨウ★(・^・)(プロフ) - ミラクさん» 面白いだなんて…!ありがとうございます!!はい!ミラクさんのお話も読ませて頂きます!コメントありがとうございました☆ (2016年11月1日 17時) (レス) id: df01a4a4ea (このIDを非表示/違反報告)
ミラク - 初コメ失礼します!この作品とてもおもしろいです!これからも楽しみにしてます♪私も小説書いているのでぜひ見に来てくださいね!タイトルは勇気の狐火です! (2016年10月30日 15時) (レス) id: 0d1bd762a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヨウ★(・^・) | 作成日時:2016年9月3日 12時

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