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25話 過去編 ページ26

『成り行き』と言えばそうだ

ありがたいのやら
迷惑なのや

気づけば上手く乗せられ
俺は四代目の付き人になっていたんだっけな


月日が流れるにつれ
慣れというか諦めと言うか

拒み続けてきた仕事を開始



それとほぼ同時に
師匠の弟子入りする強制的な理由が出来たりした



『A、データーの入力お願い』

まぁ、ほとんどが
雑用だったきがするけど…


本当に充実した日々を過ごせた

それもこれも
生きる意味
その大切さを感じさせてくれた
二人のお陰だろうか


…お前がいたから

俺は今を生きていられる……


静かにそんなことを考えて
いたとき 急に辺りが暗くなる



「!?」

そして辺りはまるで時が
動いているかのように激しく変わりだした

「なんなんだ……いったい…」



『…そこにいるんだろう……A』


『さては また女の子に振られたな〜』


『それが彼女の願いだと
お前が一番分かっているんじゃないか……?』



なんで…今さらこんな……



そして次の瞬間

「……!?」


愛しい人と共に二人の英雄は
俺の目の前で気を失う


蘇るあの時の光景

まるで封印が解けたように

俺の記憶が次々と表れる


「…何が、どうなってんだ…

これじゃあ…まるで……っ」




満月の下
照らされた赤いなにかに

思わず息がとまる


『三代目様…A…

…この子は ナルト……ミナトと私の

……お願い、この子を………』


「ク…シナ……? クシナ!!」


そう叫んでも
俺の声は聞こえない



「……幸せにしてあげて」

微笑んだ優しい母親

その声で
まるで闇が晴れていくかのよう

スゥーとさしこんだ光は
俺を現実世界へと目覚めた



*

「……ここは…」


「…Aさんっ!
気がついたんですね……!」


サクラ色の髪を伸ばした
か弱そうな少女


「…サ…クラ……いてっ」

突然襲う頭痛に
顔をしかめる

「大丈夫ですか…!?
でも良かった…気がついて…」


「……」


拳を握って感覚を確かめる


夢……だよな


震える指先を
サクラが気づいていたことに

俺は気づかなかった……。



*

サスケ

そう言おうとしても
目の前で身体中攻撃を受けた仲間に

なんて声をかければ良いのか
分からなかった

「この…ウスラトンカチが……」

自分が ただただ 情けなかった


*

「なんで…なんで俺なんか庇ったんだよ!

余計なお世話だっ!!」

精一杯そう叫んでも
あいつは鼻で笑うだけ

「…知るかよ…
体が…勝手に動いちまったんだから…」

大切な俺の仲間を……



「……ゆるさねえ」


気づけばそう言っていた

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お前に…天才だと…言われたからだ…

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ラッキーナンバー

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設定タグ:NARUTO , ナルト , 男主   
作品ジャンル:アニメ
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ヨウ★(・^・)(プロフ) - ミラクさん» 面白いだなんて…!ありがとうございます!!はい!ミラクさんのお話も読ませて頂きます!コメントありがとうございました☆ (2016年11月1日 17時) (レス) id: df01a4a4ea (このIDを非表示/違反報告)
ミラク - 初コメ失礼します!この作品とてもおもしろいです!これからも楽しみにしてます♪私も小説書いているのでぜひ見に来てくださいね!タイトルは勇気の狐火です! (2016年10月30日 15時) (レス) id: 0d1bd762a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヨウ★(・^・) | 作成日時:2016年9月3日 12時

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