11話 動け病 ページ12
「放せっていってるんだコレ〜！」
聞き覚えのある声が
診察室から聞こえてくる
「ほーら、木ノ葉丸くーん。
このお薬のんだら 強くなれるんだよぉ？」
引き戸を開けてみると
数人の看護婦に囲まれたチビがいた。
…あぁ 睡眠薬
強くなるっていうより眠くなるね
強制的な行為は極力しない
確かに重要だが 粘られると
睡眠薬の力を借りる事もしばし
「それ、何か危険な臭いがするぞコレ
それに強くなるのに 近道なんかないんだな、コレ」
自分の言葉に酔っている木ノ葉丸に
苦笑いの看護婦さんたち
「じゃあ、昔みたいに飲むか？」
俺がそういいながら
唇をなぞると
「A兄ちゃん！？」
顔を真っ青にした木ノ葉丸が
薬を奪い取り飲みほした
……すげー勇気 毒かも知んないのに
「さっすが 院長！」
「私らなんてもう一週間もやってるのに 全然飲んでくれなくて……」
……うん、患者の意志を第一に考える
それをまず考え直さないとね
「俺、悪いんだけど午後から任務入って
2、3日、頼んでいい？」
俺がそういって手を合わせると
「任せて下さい！」
そう微笑んでくれた彼女達
……本当に 頼んだから。
*
突然の事に頭がついていかない
「カカシ先生っ！」
そう叫ぶのが精一杯
よそ見してる暇なんて無いことも
守んなきゃなんねー人も いたってのに……。
*
動けなかった
これが動け病だってば……
何度も心で呟く
情けなかった
サスケとサクラちゃんは
自分のやるべき事を分かってたのに
オレは、オレは……
「とりあえず、ナルトの治療ついでに
一度木ノ葉へかえ……ナルトっ！？」
だからもう
後悔なんてしたくねぇ
「オッサンはオレが守る
……任務続行だ！」
この
左手の痛みと
『体内の1/3以上の血液を急速に失った場合……多量出血とみなされ……
命の危険に及ぶ』
この命にかけて……。
ラッキーアイテム
お前に…天才だと…言われたからだ…
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
☆超ラッキーキャラと術☆
自来也 スケベの本能
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ヨウ★(・^・)(プロフ) - ミラクさん» 面白いだなんて…！ありがとうございます！！はい！ミラクさんのお話も読ませて頂きます！コメントありがとうございました☆ (2016年11月1日 17時) (
レス) id: df01a4a4ea (このIDを非表示/違反報告)
ミラク - 初コメ失礼します！この作品とてもおもしろいです！これからも楽しみにしてます♪私も小説書いているのでぜひ見に来てくださいね！タイトルは勇気の狐火です！ (2016年10月30日 15時) (レス) id: 0d1bd762a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨウ★(・^・) | 作成日時：2016年9月3日 12時
