TravisJapanの無気力ガール Ⅲ (ページ7)

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｢離して…!!!｣

『離すわけねーだろ？』

『やっと捕まえたってのに』

｢またっ、また同じことするの！？｣

『当たり前だ』

『お前は俺から逃げられない運命なんだよ(ﾆﾔ)』

気持ち悪いなんて気持ち悪いんだ

｢お願いっ離して！！！｣

『っるせーな！！もうやっちゃうぞ！！』

｢い、嫌だ！｣

気づけば人気のないとこに来ててまたやられるのかと思ってた時に

『Aっ！！！！！！！！』

いるはずのない私の大好きな人の声が聞こえてきた

海人｢こっちです！！！！｣

『んでさつがいんだよ！！！』

やつは警察がいるとわかった瞬間逃げたけれども囲まれてたみたいで現行犯逮捕

海人｢A！！！！！｣

｢うみ、ちゃんっ！！！！｣

海人｢なんで電話しなかったんだよ！！！｣

｢っ近くだから大丈夫かなって、｣

海人｢しめから連絡来なかったら今頃…!!!｣

しめが？連絡？

海人｢Aの事だから多分電話しないと思ったんだと思うけどしめからいま終わったよって｣

海人｢Aのこと迎えいってねって連絡来て駅まで行ったらあのザマだよ｣

海人｢それから警察に連絡してたら遅くなっちゃったけど｣

｢…うみちゃん！！！｣

しめが連絡してなかったら、うみちゃんが警察に電話してなかったら私は今頃どうなってたのだろうか

あの時の同じことになっていただろう