人生万事塞翁が虎7 ページ41
視点無
そして、虎に少しずつ変化していく
『(うわーあれは凄い能力だ。敦さんの作品で例えるなら……“山月記”かな?確かあれも主人公が虎になる話だったし…)』
太宰「_____大方、施設の人は気づいていたんだよ。君も異能力者だ。現身に飢獣を下す月下の能力者_」
そこまで言ったときに虎が太宰に襲い掛かる
太宰「チラ」
太宰が虎の攻撃を交わし乍らAに合図を送る
『ハァ……異能使うか……』
手袋を外し、異能を発動させる
『異能力≪月の逆光≫』
白い文字の羅列が浮き上がりAを包む
『よし、太宰さん。虎は引き受けますんで隙をついて異能を無効化してください』
太宰「了解」
Aが虎に突っ込んでいき、何とかして“影縫い”を使おうとしている
ー影縫いとは…その名の通り影を縫い付け、動けなくする技のことであるー
だが、虎は中々それを許さない
一つ間違えれば、命が華麗に…また儚く散るだろう
それを分かっていてAは虎に突っ込んでいく
太宰は心配そうにそれを眺める
否、眺めるしかできない
本当は自分も参戦してAの負担を少しでも減らしたい
そんな気持ちで見ている
だが、太宰はあくまでも頭脳派だ
それに能力も戦闘向きではない
Aが壁に追いつめられる
太宰「ハァ本当に無茶をするね。Aちゃんは」
『太宰さんの能力を把握した上での判断です。ここでは太宰さんが作戦を、私が実行をっていう立ち位置になるはずですから』
太宰「それもそうか。却説、私の異能力は触れただけで無効化する。異能力≪人間失格≫」
白よりの水色の羅列が二人を包み_
虎は元の姿に戻る
そして敦が太宰にもたれかかる
太宰「男と抱き合う趣味はない!」
バタン
痛そうな音がした
それでも目を覚まさないとは一体どれだけ疲労したのだろう
『いくら何でも酷すぎません?』
そう言い敦の方へと歩みを進める
『あ、起きてないんだ』
安堵の溜息と同時にその言葉が漏れる
・
はい、切りいいんで次行きます
New表記
異能力を発動するとき
異能力≪(異能力名)≫
ついでに、芥川さんとかであるじゃないですか
羅生門 叢とか羅生門 顎とか
その時の表記はまぁ漫画と同じように
≪(異能力名)・(技名)≫
にします
本来漫画では≪≫ではなく『』なんですけど夢主の話すときの表記と被るんですよね
ってことでNew表記についてでした
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YUKARI♪ - ルカナティアと二次元好きさん» イベントから来ました!コメントするのを忘れて居て遅くなってすみません!とても面白かったです!しかも,私は『こういうのがあったらなぁ』と探していた文スト×文アル作品を読めて幸せでした!これからも読ませていただきます! (2019年11月23日 8時) (レス) id: bbb46bf834 (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - ルカナティアと二次元好きさん» 頑張ってください! (2019年8月8日 22時) (レス) id: 4778f416c7 (このIDを非表示/違反報告)
ルカナティアと二次元好き(プロフ) - 皐月さん» 期待に応えられるかは分かりませんが応えられるように努力はします (2019年8月8日 19時) (レス) id: 32ba1f7c2d (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - 今この状態でやめたら普通に主人公嫌いになりそうになるからここからどうなるか楽しみ・・・。 (2019年8月8日 19時) (レス) id: 4778f416c7 (このIDを非表示/違反報告)
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