【文スト×文アル】帰ったら見習い司書にやらかされ先生たちが怖いんで ちょっと司書辞めて別んとこ行きます

人生万事塞翁が虎4 ページ38

中島視点


中島「＿＿＿＿＿うちの孤児院は奴に壊されたんです。畑も荒らされ倉も吹き飛ばされて―死人こそ出なかったけと貧乏孤児院がそれで立ち行かなくなって口減らしに追い出された」

―「お前が――お前の所為だ。この穀潰し―」

中島「何故です。僕は何も―」

「この院に穀潰しは要らぬ」

「否、天下のどこにもお前の居場所はありません」

「この世の邪魔だ―皆の邪魔ゆえ、疾く消えよ。この世から消え失せるがいい」―

………

太宰「……そりゃ災難だったね」

国木田「それで小僧。『殺されかけた』と云うのは？」

中島「あの人食い虎―孤児院で畑の大根食ってりゃいいのに、ここまで僕を追いかけてきたんだ！」

孤児院を出てから鶴見川の辺りをふらふらしてたとき

中島「あいつ、僕を追って街まで降りてきたんだ！」

中島「空腹で頭は朦朧とするし、どこをどう逃げたのか……」



視点なし


何かを考えているような仕草をして

太宰「それ、いつの話？」

と何か焦ってる中島と反対に冷静に聞く太宰

中島は何とか落ち着きを取り戻し答えた

中島「院を出たのが２週間前、川であいつを見たのが――４日前」

国木田は手帳を見て何かを確認しそれを言う

国木田「確かに２週間前からこっちに集中している。それに４日前に鶴見川で虎の目撃証言もある」





貴方視点

星を見ていると賢治君といた頃を思い出すな〜

夜は冷えやすいからあまり長いこと見れなかったけど………

今も侵蝕は続いていると思うけど……

明音は潜書させてるのかな


無理矢理させてないよね？


しっかり補修もしているよね？



非番の度に思う


止めてよかったのかな



皆と乗り越えなければいけなかったのかな



判らない



やっぱり寂しいよ



・

はい

大分、シリアスが入りました

久々にこの作品を更新しようと開いたらhit数が9000hit 近くいってたんで思わず二度見しました(笑)

ありがとうございます。

テスト前なんであまり出せませんが

出せるときに出していきますんではい

長々すみません

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