【文スト×文アル】帰ったら見習い司書にやらかされ先生たちが怖いんで ちょっと司書辞めて別んとこ行きます

『太宰さん何処行ったんでしょう』 ページ34

貴方視点


あ、太宰さんいない

『国木田さ(国木田「はぁ、あの唐変木が！何が、あ、いい川見つけたから入水してくる！だ。そもそ

も彼奴は何回俺の予定を乱せば気が済むんだ！」…』

国木田さん、毎度毎度、ご苦労様です

『一寸、近くの川に先、行ってますね』

国木田「ああ、あの包帯無駄遣い装置を引っ張ってでも連れてきてくれ」

『はい』

…国木田さん…軍名考えるの上手いね…(笑)

却説、太宰さんのところにでも行くか




……ここら辺だと思うんだけど…

あ、居た居た

『ﾀｯﾀｯ太宰さん。国木田さんが探してましたよ』

太宰「そうかい。ねぇ！此処まで走ってきてくれたってことはｓ(『しません』最後まで言わせてくれよ」

「太宰？」

太宰「ああ、私の名だ。太宰、太宰治だ。少年、名前は？」

中島「中島敦です」

『あ、若しかして私もするんですか？私は月影Aです。……何処かの村か施設の出ですか？』

中島「あ、はい」

やっぱり、何処か似てるな…

あのなんか…頼りないというか…なんというか…

そういえば…この人にも人格が二つあるのかな…

あったらあったで面白そうだけど…この感じはないな

国木田「こんな処に居ったか唐変木！」

あ、国木田さんも来たみたい…

怒ってるけど←

太宰「おー国木田君、ご苦労様」

国木田「苦労はお前の所為だ！」

太宰「そうだ、彼は私の同僚なのだ。彼に奢って貰おう」

国木田「聞けよ！」

太宰「敦君、君は何が食べたい？」

中島「えっと…お茶漬けですかね…」

太宰「餓死寸前の少年がお茶漬けをご所望か…いいよ。彼に三十杯ほど奢らせよう」

国木田「人の金で太っ腹になるな！」

…二人ともあんなに離れてるのによく聞こえるな

あ、若しかして私も行くはめになるじゃんこれ

……上手くやるよね…きっと、却説無理矢理来させられたし(主に太宰さんに)帰ろっかな…

滅多にない非番が潰れたなー

『あの、私今日非番だったんですけど！帰っていいですか！』

国木田「そうだったのか？」

『はい！それなのに太宰さんに無理矢理連れてこられたのでやりたいことが出来なくなったんですけ

ど！今からでもやりたかったことの一つだけでもしたいんですが！』

国木田「それは申し訳ない。別に帰っていい」

『ありがとーございます！』

良し、適当にご飯を何処かで食べて…あの綺麗な星と月が見える倉庫にでも行くか







結局、太宰さん達と出会うことになるとはまだ知らない

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