【文スト×文アル】帰ったら見習い司書にやらかされ先生たちが怖いんで ちょっと司書辞めて別んとこ行きます

人生万事塞翁が虎1 ページ33

中島視点


-一杯の茶漬け

梅干しに刻み海苔それに夕餉の残りの鶏肉-

それを熱い白湯に浮かべ塩昆布と一緒にかきこむ

旨かったなあ、孤児院の人目を忍んで食った夜の茶漬け

ていうかー

腹減って死ぬ

はい、故あって餓死寸前です

中島「(孤児院を追い出され、食べるもの、寝るところもなくかといって盗みを働く度胸もなくこんな

所まで来てしまった)」

生きるには盗むか奪うしかないけどー

ー「お前など孤児院にも要らぬ！」

「何処ぞで野垂れ死ね！」ー

中島「ﾌﾙﾌﾙ(五月蠅い僕は死なないぞ)」

次に通りかかった者の襲い、財布を奪う！

中島「！(気配！)」

……これは…ノーカンで

ノー…ノー…カン…で…

……

中島「ええい！」

はぁはぁ

「ﾊﾟﾁ…ﾊﾞ」←目を覚まし、起き上がる

中島「うお…。あ、あんた川に流されてて…大丈夫？」

「助かったか…ﾁｪ」

ん？ﾁｪつった？今この人

「君かい？私の入水を邪魔したのは」

中島「邪魔なんて僕は只、助けようと…入水？」

「知らんかね。入水。つまり自×だよ」

中島「は？」

「私は自×をしようとしていたのだ。それを君が余計なことを＿＿＿＿」

あれ？今僕怒られてる？

何で？

「まぁ、人に迷惑をかけない、清くクリーンな自×が私の信条だ。少なからず君に迷惑をかけた。こ

れは此方の落ち度、何かお詫びを＿＿＿＿」

ｸﾞｩｩｩｳｳｳｳｳｳｳｳｳ

……うっわ恥ずかし

「ｸｽ空腹かい？少年」

中島「実はここ数日何も食べてなくて」

ｸﾞｩｩｩｳｳｳｳｳｳｳｳｳ

再び誰かの腹の虫が鳴いた

「私もだ。因みに財布も流された」

ええーせめて財布を置いてきなよ

中島「ええ？助けたお礼にご馳走っていう流れだと思ったのに」

「？」

中島「？じゃねえ！」



・

はい、切りが悪いですけど

次行きます

次は夢主視点です

漫画…読み直さないと…

青の使徒編を書くためにアニメ見返さないと

『太宰さん何処行ったんでしょう』→←アカ「ｴｯ乱歩ってこんな探偵って感じだっけ」

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