【文スト×文アル】帰ったら見習い司書にやらかされ先生たちが怖いんで ちょっと司書辞めて別んとこ行きます

『……此処に来る前に戻りかけてるんですか…』 ページ4

あ、織田作さん、出ってった

てか、ここ入り口

邪魔にならないかな

「えぇ？わたしがぁ業務以外にぃ何かやらせるとでもぉおもってるんですかぁ〜」

『業務通りやってるなら、ちゃんと補修室に行かせるはず、それなのに貴方はしなかった。何かしなかった理由があるんですか』

「……」

『無理矢理やらせて、何か恨みでも(「あの人たち、司書さんのことばっかり気にして気に食わなかった」それでも!それでも無理矢理やらせていい理由なんかにはならない!』

「ッ!」

私は、押し倒そうとした…けど

『……ッ!』

逆に誰かに床に投げられ、刃を向けられた

裾的に…

『あ、急用思い出したんで、しつれーしまーす』

怖かったから地面を這って刃が当たらないとこまで移動して逃げた

いやーね？あれは怖いわ

あ、でも馬乗りになってないだけましだわ

でも次あったらされそうだな

はぁ、館長に報告してここから、出ていくか…

『……アカ…館長いる？』

アカ「館長？ちょっと待っててな……(ｽｩ館長ー！司書さんが来てるー！」

館長「ん？ああ、ちょっとこっちまで来てくれないか？」

アカ「ハァ…足元に注意して…(ﾄｽあ、なんか蹴った」

『何かって絶対本でしょそれ』

アカ「お、居た居た館長ー」

館長「そんなに呼ばなくても分かるんだが……」

『あ、お久しぶりでーす。なんか明音やらかしました？』

館長「やらかした？……確かにやらかしてるな…(ｼﾞｰ何かあったか？前に若干戻ってるが…」

『……(館長「泣きたいなら、泣いていい。我慢する必要はないからな」!!』

そんなこと言われたら、泣きたくなるじゃん

無意識に戻りかけてたのか……

南吉/賢治「あ、司書さん居た/見つけた」

『二人とも……どうしたの？』

賢治「何も言わずに出ていくから、心配したんだよ!」

態々、私なんかのために……

本当にここは暖かい

あ、織田作さんにあれは誤解だって伝えないと

『二人とも、ちょっと伝言頼んでいい？』

南吉「いいよ。でも、織田先生の件でしょ？」

勘鋭いな

『うん、あ、その前に…館長、敦さんが「彼」と入れ替わってました。多分、明音の件で情緒不安定になって入れ替わったんだと』

館長「敦君が…か…何もされなかったか」

『刃を向けられましたけど…私にとってはしょっちゅうあったことなので馬乗りにさえされなければ傷一つなく逃げれますよ』

館長「成る程…君がされていたこと、ここ一年忘れてたよ」

『むしろ、忘れてください』

館長「忘れたら楽になる」→←『盗み聞きって関心しないですね；』

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