【文スト×文アル】帰ったら見習い司書にやらかされ先生たちが怖いんで ちょっと司書辞めて別んとこ行きます

『胃薬について』 ページ25

国木田「ありがとう。貰おうって何で持ってるんだ？」

え？さらりとスルーするところじゃないの？これ

『えっと…』

不味いなんて言おう…

普通に？

んー…補修室って確か医務室と同じ役割だったから…
　 医務室
『よく、補修室に胃薬を貰いに来る方が居るんです。それで…一々取り出すのもあれなんでそのまま

持っているって感じです』

国木田「成程…その人、胃が弱いのか？」

『弱いんでしょうね…毎回、「胃薬を貰えますか？念のためです」と言っているので』

与謝野「その人、病院行かないのかい？」

…どう答えれば…

病院行ってもアルケミストの力でこの世界に留めてるって感じだから…

行っても意味ないな

『えっと…(与謝野「病院行った方が確実に治るんだがね」…』

治るって言われても一応死んでるし

一回死んでるし

『帝國図書館って聞いたことあります？』

(聞いてた人)全「帝國図書館？」

あ、この反応は知らないな

『帝國図書館は…アルケミストと言われる力を持つ人が居て基本的にはその人ｇ(江戸川「辛いなら

無理に言わなくてもいいよ」はい？』

辛い？辛いっていうよりどっちかというとホームシック…帰りたい…みんなに会いたいんだけど…

江戸川「違うか…寂しくなるなら言わなくてもいいよ」

谷崎「あのー乱歩さん？寂しくなるならって如何いう意味ですか？」

江戸川「そのままの意味だけど？」

答えになってないな

如何しよう帝國図書館について言わないと何故病院に行かないのか説明の仕様がないんだけど…

『あの、結論から言っていいですか？』

与謝野「帝國図書館と病院に行かない理由と如何関係があるんだい？」

『それは…今から言います。結論から言うと、あの図書館は職員はいません。司書と館長、運営をサ

ポートする人で成り立っています。それでも評判がいいんです。何故だと思いますか？』

って聞いてもわかる訳ないか…

江戸川「先刻言ったアルケミストと関係あるんだね」

『はい、“生きてる職員はいない”だけで、転生させた人はいます』

与謝野「転生ってできるのかい！？」

『ごく一部の人だけですよ、流石にできるのは、それをするのはアルケミストと言われる力が必要に

なります。それと、小説家、詩人、歌人の人又は文学を想う人を転生させられます。魂をこの世界に

留めておく為のものです。これで分かりますか？何故病院に行かないのか』

『病院に行かない理由』→←太宰「さーて試験結果ー」

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