【zm】久しぶりやな、妹～！2【d!】 (ページ8)

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42話ページ8

チーノ視点
Aさんに女友達ができた？
Aさんと、仲良くしてもらいたい所や。
そして！あわよくば、Aさんの好きなタイプとかを聞き出せたらなと。

『おーい、新人チーノよ。』
チー｢もう、俺そんなに新人じゃないで？｣
『そうだね』

チー｢で？話ですか？｣
『そうそう。実は、さっきセイアと話をしてたんやけどな？誕生日めっちゃ近いらしいんよ。』
チー｢誕生日プレゼントってわけやな？｣
『せや！』

チー｢えー？俺よりも鬱先生の方がええんちゃう？｣
『んー、兄貴が大先生とは出掛けるなって……』
チー｢なるほどな？｣
『引き受けてくれんかな……』

大好きなAさんの為！

引き受けない訳が無いでしょう？！？！

チー｢勿論や！引き受けたるわ！｣
『ありがとうチーノ！』

あー、可愛ええ。

in城下町
『あ、この髪飾り……候補やな。』
チー｢このイヤリングはどうですか？｣
『めっちゃええやん！流石やな！』
チー｢ありがとうございます…でも、他の店も見てからにしようや。｣

なんか、気配を感じる。

誰かにつけられてる。

『チーノ』
Aさんも気付いたみたいやな。
チー｢Aさん、10分後に噴水前に集合しましょうか。｣
『せやな。じゃ、また後で。』

気配が消えた？
違う……気配がAさんの方に行ったんや！！！！

しくった！！！！

インカムを頼りにAさんの位置を探る。
ここか……
路地裏を進む。

チー｢Aさん！！！！｣
『ん、チーノ』
え、これAさんが殺ったん？

男が5人Aさんの周りに倒れていた。
まさに、これは地獄絵図。

『元から狙いは、私やろ。a国から来た言うてたし。』
チー｢分かってたんか……流石やなAさんは……｣

『ありがとう！』
チー｢でも、今度から、ちゃんと言ってくださいね？｣
『はーい』
そうして、髪飾りと、イヤリングを買って帰った。

これは、セイアのやけど……
A先輩に…オレンジ色の髪飾りを買った。勿論、言ってない。
意気地無しの俺やけど、いつか渡すんや。

絶対に。