【zm】久しぶりやな、妹～！2【d!】 (ページ40)

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63話　　リクページ40

ゾム視点
今日は、春祭り。
Aを誘った。野郎と行きたないやん。

ってか、実質デートやん？！
で、え、と！！

ゾム「！」

そこには、ワンピースを着たAが居た。

『兄貴、髪型と服似合う？マンちゃんに、してもらってん！』

オスマンか！流石やな！
ゾム「似合っとるよ、じゃ、行こか！」
『楽しもー！』
ゾム「おー！」

人混みが、凄い…(小並感)

『兄貴、りんご飴食べたい〜』
ゾム「あ、俺もぶどう飴食べたいわ」

屋台の列に並び、目をキラキラさせるAがとてつもなく可愛くて、笑顔がこぼれる。
『なに、ニヤついとんねんw』
ゾム「んふふ、Aのこと好きなんよな…俺」
『なんやねんそれ〜』

俺の気持ちには、気付かなくてええんや。
兄弟やから。

でも、Aを幸せにしたいんや！
Aをじっと見つめていると、
『？一口いる？』
ゾム「……いる！」
思ってたより甘いな…
ゾム「俺のも一口いるか？」
『ええの？！』
ぶどう飴初めてなんよね〜、と話すAに、俺はそっとキスをした。
顔を赤くするAさえも、愛おしい。
『……あ、兄貴……？』
ゾム「…顔真っ赤やん！」
『……うるさいねん！早くぶどう飴頂戴！』
ゾム「はいはい、あーん」
『おいひぃ…後で、皆にお土産買って行こ』

ゾム「いつか、惚れさせたるわ」

俺は小さくつぶやいた。

『？？なんか、言った？』

ゾム「ん？何でも無いで？」

俺は、気付いて欲しいのか
気付いてほしくないのか…

どっちなんやろ。
でも、今はな？
可愛いAを見れて幸せやで！！

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月夜様のリクエストで【ゾムとデート】でした！リクエストありがとうございます！