【zm】久しぶりやな、妹〜！【d!】

19話 ページ25

ロボロ視点
俺らがギャアギャアしていると、元(？)暗殺者が涙を流していた。

その様子を見て、オスマンが駆け寄って話しかける。

オス「Aちゃん、俺は味方やからね。安心してええよ。泣いてもええよ。けど、我慢せんでな。」

優しく話し掛けるオスマン。









ロボ「......部屋に戻るわ。まだ、信じた訳じゃないんや。変な動きするんとちゃうぞ。」
シャ「は？チビそんな言い方ないやろ！？チーービ、チーーーーービ！」





シンプルに腹立つけど、無視やな。









目が痛くなるような、ブルーライト。





【black-red事件】と打ち込み、記事を読み進める。

何気に気になったから調べてるだけやけどな。






にしても、生存者1人。
辛いやろうな。

もう、事件から4年経つ。

その子はきっと、15歳。









ダクトが大きく外れ、ゾムが入ってくる。





ゾム「......その記事...」
ロボ「あぁ、black-redやろ？酷いよな。この子元気にしとるんかなぁ。」



面識があるわけでもないのに。
心配なんや。

ゾム「その生存者な、Aやで。」


ロボ「...はぇ？A......？」

あの、暗殺者？


記事を一旦保存し、a国の重要データが入っているファイルをハックし、Aの名前を探した。



いた。
って、ゾム、静かやな。








あ、寝てるんやな。
ゾム「zzz」









記事に目を向け、読み進める。







ソコに書かれているものは残酷なものだった。


12歳の時点で暗殺部隊に入り、戦争へ。
親友を殺したblack-redの残党を殺し、部隊隊長に就任。
王の側近に就任。




消失









消失？
消えたことになっとんの？







A、何者なんや？

20話→←▽　　※死表現、流血表現あり

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