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個性的 ページ2
ｶﾗﾝｶﾗﾝ
女はCloseの看板を翻し
openの文字を態々潜って店に入る
目的のモノが見えずに
仕方なくチラチラと周りを見るが
見渡す限り白いシーツから覗く不可思議な商品しか置いていない
『ねぇ？“ウタ君”〜？』
名を呼んでも答えなど返ってこない
まぁ彼だったらと
ため息をつきながらにしょうがないと諦め半分
彼の作品を眺めていく
相も変わらず飾られているものは全て個性的と形容すべきものであり
何れを見ようと心揺さぶられる高揚感に襲われる
作品の幅は彼らしく多種多様なモノが揃っており
ピエロのマスクや仮面舞踏会に使われそうなものまで
此れも在れもと視線をさまよわせて
どんどん店の奥へとのめり込んでいった
趣味に囚われるように進んでいくがいったい彼は何処にいるのだろうか
考えても無駄だとまた歩くが
気配無く私の前に影がさした
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ヲウル(プロフ) - 励みになる応援ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2017年10月15日 1時) (
レス) id: f858219580 (このIDを非表示/違反報告)
アイスゥ - 更新頑張って下さい。 すごい文章力ですね………。気長に待ってまーす！！ (2017年10月14日 13時) (レス) id: 0af8a34735 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲウル | 作成日時：2017年10月13日 17時
