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96猫side

ショッピングも終わって居住地に帰ってきた。だから、そらるんに月詩さんのことを聞いてみた。

「そらるん、そらるん、この子、虹に似てると思わん?」

貸してもらった写真を見せると、そらるんはびっくりしたような顔になっていた。

「こいつは、虹だ。まだ、ここに来たばっかの頃の。その頃は能力で誤魔化していたからな。」

ホントに虹やったんやな。




月詩side

「あ。」

自室を出て、そこで鉢合わせしたのは、まふまふ。本名は相川真冬だっけ。

なんで私が本名を知ってるかというと、私と同い年か年下の人のは自己紹介の時、最初は本名を言ってたからメモしてたんだよね。

「これ、あげる。」

なんて無理矢理押し込んできたのは、可愛くラッピングされた小さな紙袋。

「ありがとう。」

ここに来てから笑えなくなった。作り笑いも出来なくなった。無表情に見えてるかもだけどちゃんと感謝しているからね。


部屋の中にまた入って開けてみると黄色のシュシュだった。余計な柄や飾りが無いから普段使いに良いかもね。

昔は右サイドで結んでたんだけど結ばなくなったからな。

黄色、かぁ。せんせーを思い出しちゃったな。よし、こうしよう。

私は黒い糸と針を取り出すと、シュシュの一部分に三日月の刺繍をしてみた。



そのシュシュを左手首に着けて下に降りてみると、私が嫌いなやつNo.1がいた。

どうやって出てきたか知らないけど、皆を傷つけたら本当に死にたいって思えるほど怖い目に合わせてやるからね。

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Ruina - 初コメ失礼します!この作品読ましてもらっています!!暗殺教室と歌い手と能力全部が好きなものなのですごく面白いです!これからも更新頑張ってください! (2018年8月28日 13時) (レス) id: 4f718e1884 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:真っ白パレット x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hanahana0000/  
作成日時:2017年12月26日 14時

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