隠し隠され能力者たち【歌い手×暗殺教室】 (ページ4)

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96猫side

近くのショッピングセンターに来た。ここは色々な生活雑貨がおしゃれで安い価格になって売られてる。服の取り揃えも豊富やしな。ここなら大抵のものはそろう。

ワシ達はウィッグを被ったりカラコンを入れたりして目立たないようにしているから変な目では余り見られてない。大人数で来てるから多少の視線は突き刺さってくるけどね。

皆と話しながら進んどったら水色の髪の人とぶつかってしまった。

「あ、すみません。」

で済んだから良かった。

周りの人は学生っぽい人、カップル、家族など普通の家庭の様子が広がっていて。能力者じゃなかったらこんな感じだったんやろな、という考えが頭の中を駆け巡る。こんなの考えたって意味ないんやけどね。

もともとワシは身長が低い。だから、皆とはぐれてしまったんや。良い歳しといて迷子かあ。悲しくなるなぁ。

「あ、さっきの人······！？」

水色の髪の人がまた現れて声をかけてくれた。でも何よりも驚いたのは、

「うわぁ！？」

その人の隣に、磨瀬榛名さん(····絶対本人やろ！！)が居たから。

ワシは虹の影響で磨瀬榛名さんのファンになった。だって虹は磨瀬榛名が出ているものを凄い位見るから。

でも、虹は、何故か磨瀬榛名を見守るように見ているのだ。友達的な目で見てる。

「·······！！？！？？！」

言葉が出てこない！！