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「……ねぇ、虹。そんだけ喜ぶのは良いけど、ワシらついていけれんのんやけど。」
96……!!
「っ……ごめん。私じゃ上手く説明できそーにないんで烏間さんお願いします。」
ああ、なんでだろ。笑えてる気がする。烏間先生のおかげかな。またみんなに会えるんだって、そう、言ってくれたから……。
「国家機密レベルのことだからあまり言いたくないのだか、孤城は、13年前のあの事件……椚ヶ丘中学校3年E組の1人だ。そして、私はその時表向きの担任だった。」
こんな言い方したら……!
「3年E組って超生物に酷いことされてたんやない?なのになんでそんな……?」
もう、もう……ダメだ、抑えきれない。坂田、ごめんね。
「ちょっと酷い言い方するね。ごめん。あんたら、メディアがばらまいた嘘情報ばっか信じるんだね。まあ分からなくもないけど。せんせーは良い人だったよ。いい先生だった!これだけは確かに言える。」
凄い……!!やっぱり笑えてる!!E組の奇跡すごぉ!
でも、そんな中……
「……ほんとに虹、大丈夫なの?あのことがあってから凄い苦しいはずでしょ……?」
天月……?なんで、今そんなこと言うの!これでバレても取れるわけないのに。
「もう取れるわけないから吹っ切れてるよ。今だって凄い苦しいよ。痛いよ。泣き叫びたいぐらい。でもね、同じ痛みを背負ってた人が居るんだ。弱音は吐けないよ。」
そう、にっこり笑って返せた。ちょっと泣きながらだけど。
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Ruina - 初コメ失礼します!この作品読ましてもらっています!!暗殺教室と歌い手と能力全部が好きなものなのですごく面白いです!これからも更新頑張ってください! (2018年8月28日 13時) (レス) id: 4f718e1884 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真っ白パレット x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hanahana0000/
作成日時:2017年12月26日 14時