全てをコピーするくノ一参【NARUTO】 (ページ15)

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第佰拾肆話※ ダンゾウ暗殺ページ15

木ノ葉の復興が始まったそんな中、ヤマトもアカネもその復興組に加わっていた。

ヤ「木遁・連柱家の術!!」

ヤマトが戌・未・巳の印を組み、地に手をつくと地面から木が生え、それはたちまち数件の建物となる。それを見て周りが歓喜する。
だが、当のヤマトはしんどそうに息を切らしている。

「こりゃあっという間に木ノ葉も復活だな！」
ヤ「簡単に、言ってくれますね…」
『張り切りすぎましたね』

アカネはすぐさまヤマトに掌仙術をかけ、アカネも木遁で家を作り出していく。こうして順調に里の復興は進んでいく。
そんな時、雲隠れの遣いのサムイ、カルイ、オモイが木ノ葉を訪れ、アカネもそれに遭遇した為、今はヤマトの傍を離れ、綱手の眠るテントまで来ていた。そして、アカネはそこでダンゾウが次の六代目火影となる事を知った。
新たに六代目となる事を宣言したダンゾウが、イタチとサスケを抜け忍として始末すると命じる。

『お言葉ですがダンゾウ様、イタチさんは三代目からの命、サスケも綱手様からの命。それに今は、2人共我々紅葉一族の預かり。
たとえ火影様であっても覆す事はできません』

それからというもの、ダンゾウはそこでは一旦退き、緊急五影会談が行われ、それに参加した。その最中(ｻﾅｶ)にうちはマダラと名乗る面の男が第四次忍界大戦を宣戦。
しかし、五影会談が開催されたその帰り道でダンゾウは何者かの手により、傍に仕えていた根の暗部共々暗殺された。その報せは直ぐに木ノ葉まで届く。
そして、ダンゾウが死んだ事で根には動揺が走っており、綱手がまだ目を覚ましていない今、カカシが六代目に就任する事になった。だが───

『綱手様が目を覚ました！』
ｻｸ「綱手様が?!」

アカネは頷く。

『綱手様が目を覚ましたことで、火影はそのまま綱手様が務めることになる。
まあ、今はチャクラを戻す為にかなり食べてるとこよ』

それから、うちはマダラと名乗る人物が〝第四次忍界大戦〟を宣戦布告した事も知らされた。
そして、生家に戻ったアカネは同じく戻ったヤマトにナルトの状況等を報される。

『初代様のペンダントがなければ九尾化されてしまえば…ナルトを抑える者がいなくなってしまう……』

木ノ葉は第四次忍界大戦に向け、着々と準備を進めていた。他の4つの国も戦闘準備を整えていき、戦いの刻限が徐々に近づいていっていることを報せていた。