第拾玖話 志村ダンゾウという者 ページ20
サクラの問いにアカネが答える。
『サイはここで大蛇丸と会話のやりとりをした後…大蛇丸とカブトの後について行ったわ』
ナ「どういうことだってばよ？」
ｻｸ「会話の内容は？」
『会話は遠くて聞き取れなかったみたい』
ナ「何の話したんだろう？」
ｻｸ「脅されて連れていかれたのかも」
『…いや、そんな感じじゃなかったわ。自ら大蛇丸に近付き、何かを渡していた…。まるで大蛇丸に取り
そんなアカネの話を聞いてナルトは抗議する。
ナ「ちょ…ちょっと待ってくれってばよ！
いくらアイツがすげぇ嫌な奴でもオレ達を裏切るなんてこと…」
ｻｸ「いや…あるかも」
ナ「!?」
ヤ「『……』」
そんなナルトの抗議の言葉を遮り、サクラは肯定の言葉を口にした。サクラは綱手の言っていたことを思い返していた。
綱「昔、三代目火影の椅子を巡って、亡き猿飛先生と争った人物だ。三代目とは違い、ガチガチな合理的思考に基づく強硬・武闘派線路の主導者で、サイの上司だ。初代火影の孫で、穏健派だった三代目の教え子の私が嫌いなのさ」
ｻｸ「…………。ヤマト隊長とアカネさんは、ダンゾウって人のこと…」
ヤ「知っているよ…」
『私も知ってるわ』
ナ「誰なんだってばよ…それ？」
ヤ「かつて三代目と対立したタカ派の男…」
ｻｸ「サイの上司で、三代目の意志を良く思ってないじじいよ」
『ダンゾウはサイを使って何かをしようとしてるのかもしれない……』
ナ「…？」
ヤ「もしかすると……サイはそのダンゾウからボクらの任務とは別の、何らかの極秘任務を命ぜられていた可能性もあるな…」
ナ「そんじゃあアイツはオレ達との任務を利用して、大蛇丸の奴と接触するために動いてたってことか?!」
ｻｸ「そういうことね…」
ヤ「『……』」
ヤマトとアカネは何やら考え込むと2人で見合わせ頷き合う。
ヤ「ここからさらに強引な推測だが、考えられないこともない事と…心して聞いてくれ」
ヤマトから引き継ぎ、アカネが告げた。
『ダンゾウは、今の木ノ葉を、潰す気かもしれない』
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星猫 - ひな☆さん» 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月29日 7時) (
レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
Rai(プロフ) - 「あなたの小説読ませて下さい。」「https://uranai.nosv.org/u.php/event/kouooue/」やり方はペーストに画面に通常検索など出て来ると思いますもしご迷惑でしたらすみません。 (2020年11月16日 16時) (レス) id: 5708791899 (このIDを非表示/違反報告)
Rai(プロフ) - 初めまして中学時からナルト好きで更新楽しみしていますもしも良かったらイベントこんな感じ？あんな感じ覗い来てくれたら嬉しいです！ (2020年11月16日 16時) (レス) id: 5708791899 (このIDを非表示/違反報告)
ひな☆(プロフ) - ありがとうございます！続編が出ました。それもぜひ呼んでください！ (2020年4月27日 17時) (レス) id: 9fd551f681 (このIDを非表示/違反報告)
エルマロ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年4月27日 16時) (レス) id: 4f30ca6216 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな☆ | 作成日時：2019年9月14日 0時
