第四話 召集 ページ4
日も沈み、すっかり当たりが暗くなった頃。各隊の隊長格、1部の上位席官へと地獄蝶が伝令を伝えに舞って来た。それは各隊への総隊長からの呼び出しの伝令だった。
妹「(何か…嫌な予感がするな……)」
双極の丘に各隊の隊長格と1部の上位席官が集まる。冬獅郎、乱菊、冬華は瞬歩で双極の丘に姿を現し、冬獅郎がその中の浮竹に声をかける。
冬「浮竹！」
浮「日番谷隊長」
冬「一体何事だ？こんな場所に」
浮「俺にも分からん。誰も今回の招集のことは、聞いていないんだ。それに…」
冬「それに？」
そこで冬獅郎の傍らに立っていた乱菊がある人物もいる事に気が付き、声をかける。
乱「あれ？朽木」
乱菊に名を呼ばれたルキアが振り返る。彼女は同隊の第三席である虎徹清音と小椿仙太郎と共に居た。
乱「あんたも呼ばれたの？」
ル「はい。どういう訳か招集がかかりまして」
京「何だろうね？このメンツは」
更にその近くにいた京楽も編笠に手をやりながら疑問を零す。
京「君達は更木隊長の代理かい？」
角「隊長の代理で呼ばれたことなんかないッスよ」
弓「まあ、ウチの隊長と副隊長は留守なんで。どうしても話を聞けって言うなら仕方ないですけど」
京「へえ…どこ行ってんだい？」
弓「さあ？いつものことですから」
十一番隊だけは相も変わらず更木もやちるも不在の様で一角と弓親の2人しか居なかった。
吉「冬華くんも呼ばれたのかい？」
妹「はい。所々席官も居るみたいですけど…隊長・副隊長だけのとこの方が多いですね」
そこに元々漂っていた霧が更に濃く、嫌な感じに漂っている。
涅「まったくこんな時間に。総隊長はなぜ我々を呼び出したのかネ？」
恋「ンンッ…くそ！イヤな霧だぜ」
辺りの霧は更に濃くなっていく。そして、招集された隊長格と1部の上位席官達の前に一つの影が現れる。それは元柳斎の右腕であり、一番隊副隊長・雀部長次郎の姿であった。
吉「雀部副隊長、一体これは…。総隊長はどちらに？」
吉良がそう声をかけた時、雀部はうつ伏せに倒れ込んだ。
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ひな☆(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございます！頑張って書こうと思いますので今後もご愛読お願いします！ (10月16日 10時) (
レス) id: ed798ec632 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 久しぶりの更新お疲れ様です！応援していますのでこれからも頑張ってください！ (10月15日 21時) (レス) id: c510f125c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな☆ | 作成日時：2022年12月1日 17時
