第三話 前代未聞 ページ3
雛「こんにちは。乱菊さん、シロちゃん、冬華ちゃん」
乱「雛森、勇音。吉良にギンも！」
冬「お前、いい加減にその呼び方…」
乱「どうしたの？4人して」
雛「あっ、これ、副隊長連絡会の報告書です」
乱「サンキュー」
雛「なぁに？シロちゃん」
冬「てめえら、わざとやってねえか…」
冬獅郎、乱菊、雛森がそのやり取りをする傍らで冬華達も挨拶を交わす。
妹「さっきぶりです」
吉「そこで市丸隊長に捕まっちゃってね…」
ギ「人聞きの悪い事言わんといてくれる？」
その時、勇音が驚いたような声を上げる。
勇「ら…乱菊さん！何してるんですか？これ」
乱「あぁ、斬魄刀との対話よ。最近、敵も小賢しくなってきてるから、こっちも腕磨いとかないとね。
それなのに灰猫のヤツ！今日は丸っきり出てこないのよ。まったく役立たずなんだから」
雛「ダメですよ、自分の斬魄刀のこと悪く言っちゃ。もっと心を開いて接しないと。
私が落ち込んでたとき、飛梅はずっと心配してくれてたの。その時思ったんだ。自分は独りじゃないんだって」
ギ「あ、そらボクもやな。藍染隊長の下におった時、えらい心配してくれたわ。ボクの場合はオマケに文句もついとったけど」
冬「…………。
お前ら、斬魄刀にも心配されてんのかよ…」
乱「あ！あたし、ギンに対する文句とかあんたの斬魄刀と話し合いそう！」
ギ「そら勘弁してや…」
斬魄刀に心配される雛森とギンに冬獅郎は呆れた視線を向け、乱菊の言葉にギンは苦笑した。
勇「あの…その斬魄刀のことですけど。私の凍雲もここ2〜3日反応が鈍くて……」
乱「え〜っ？勇音のも？」
勇音の言葉を聞いた冬獅郎が目を見開く。
ギ「ちょうど良かった。その事でボクら来たんやった」
冬「どういう事だ…？」
ギ「ボクの神鎗もココ最近、様子がおかしくて。しかも、そらボクだけやない。イヅルも、冬華ちゃんもそうやし、さっき行ってきたとこやけど、六番隊長さんにもおんなじ事が起こっとった。
加えて、君らにもおんなじ事が起こってるんやから…前代未聞やな」
冬「何……?!」
妹「一体どうなってんだろうな…私達の斬魄刀は……」
夕陽の差し込む執務室に冬華の言葉が静かに響き渡った。
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ひな☆(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございます！頑張って書こうと思いますので今後もご愛読お願いします！ (10月16日 10時) (
レス) id: ed798ec632 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 久しぶりの更新お疲れ様です！応援していますのでこれからも頑張ってください！ (10月15日 21時) (レス) id: c510f125c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな☆ | 作成日時：2022年12月1日 17時
