第十四話 報告 ページ14
吉「まだ現段階でですが、おそらく今回は斬魄刀自身の持ち主を狙ってきたと思われます」
妹「先程、檜佐木副隊長も彼の斬魄刀『風死』と交戦し、負傷してしまっていましたから。まあ、私達が加勢し、相手は退いていきましたけど…」
吉「檜佐木さんの治療は僕がしましたから、檜佐木さんは一旦九番隊隊舎に戻りました。僕達は念の為、報告に」
吉良と冬華の報告に卯ノ花、京楽、浮竹は頷いた。
吉「そういえば、市丸隊長や阿散井君は斬魄刀を取り戻せたんですね」
ギ「その事やけど、斬魄刀はもういっぺん屈服させたら元に戻るみたいやな。卍解を会得する時とおんなじ原理みたいやわ」
乱「解放されてもあくまで�犹択暗甅瓩辰道�ね」
妹「黒崎、お前も斬魄刀と戦っていただろ。あの村正って野郎とも」
一「そうだけど…なんで知ってんだよ？お前、吉良と一緒に居たんだろ？」
京「彼女は霊圧知覚が敏感で他の人より霊圧の機微とかを感じ取れるからねぇ」
妹「村正とかいう奴の霊圧は覚えていたし、お前の霊圧はお前自身に留まってないから分かりやすいんだよ」
一「ぐっ…！」
冬華にさり気なく｢霊圧を垂れ流している｣事を指摘されて一護は顔を歪めた。
妹「もしかしたら、私達は自分の斬魄刀とだけ戦った方がいいかもしれないです…」
浮「どういう事だい？」
妹「自分以外の死神が自分の斬魄刀と戦うのは避けた方がいいかと。最悪、二度と自分の元に斬魄刀が帰ってこない可能性もあるんで……」
その冬華の言葉をその場にいる皆、静かに受け止めていた。
そしてその夜、大前田が彼の斬魄刀｢五形頭｣と交戦後、現れた鬼灯丸と一角が交戦。その後、砕蜂率いる二番隊・隠密機動や京楽と浮竹が現れると鬼灯丸は撤退し、一護がそれを追っていった過程で千本桜の花弁の刃に襲われ、隊首羽織を纏わぬ白哉が去っていったのを一護は目撃した。
一方、冬華は吉良と行動しながら斬魄刀の捜索を行っていた。
妹「！」
吉「冬華くん…？」
急に立ち止まった冬華に吉良も足を止めて気にかける。
妹「この霊圧……シロ兄…？」
吉「日番谷隊長が近くにいるのかい？」
妹「………」
冬華は吉良の問いかけに小さく頷くと瞬歩を使い、吉良もそれが分かっていたかのように瞬歩で冬華を追いかけた。
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ひな☆(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございます！頑張って書こうと思いますので今後もご愛読お願いします！ (10月16日 10時) (
レス) id: ed798ec632 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 久しぶりの更新お疲れ様です！応援していますのでこれからも頑張ってください！ (10月15日 21時) (レス) id: c510f125c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな☆ | 作成日時：2022年12月1日 17時
