第十三話 屈服 ページ13
乱「……っ！…なんて衝撃波なの?!」
ギンと神鎗が戦う場所から瞬歩である程度離れた乱菊の元まで届く衝撃波。
自身の斬魄刀であった神鎗の始解にギンは苦戦を強いられていた。
ギ「なるほどな。斬魄刀のキミやったら始解は簡単って事か」
神「当然でしょ。何を当たり前の事を」
ギ「そやけど、キミだけが始解できる思うたら大間違いやで。今やったらボクにもできる気ぃするわ。始解が」
神「なに…？」
ギンは斬魄刀である脇差を構える。
神「まさか…本当に──！」
ギ「射殺せ『神鎗』」
次の瞬間、ギンの持つ斬魄刀がその名に応え、刀身を伸ばした。
神「ウソッ…?!」
ギ「あーらら。ホンマに始解できてもうたなぁ、神鎗」
神「…ッ！
卍解！」
神鎗は卍解する。しかし──
ギ「キミが1番分かってるはずやで？苦し紛れの卍解が相手に通用する筈があらへんって」
神「───…！」
ギ「さいなら…───神鎗」
神「……ギン…」
ギンの刀に敗れた神鎗は光の粒子となりて消え、いつもの脇差の姿へと戻って地面に突き刺さっていた。
ギンは乱菊の元へ向かう。
乱「ギン！」
ギ「ひとまず、四番隊舎に向かおか。そこに八番隊長さんと十三番隊長さんもおるはずやさかい」
ギンと乱菊は四番隊へと向かった。そこには、斬魄刀と戦闘を終えた一護と恋次が既に居た。
一「市丸！」
恋「乱菊さんも！」
京「斬魄刀を屈服させたみたいだねぇ」
ギ「何とか屈服できたって感じですけど」
浮「やはり、市丸の斬魄刀もアジトの場所は覚えてないのかい？」
神「覚えてない」
乱「ギン、あんたの斬魄刀、なんかさっきと性格変わってない？」
ギ「元々物静かな子なんよ、神鎗は」
その時、みなが集まっている部屋がノックされ、吉良と冬華が入って来た。
吉「ここに居らしたんですか、市丸隊長」
妹「乱菊もここに居たんだな」
ギ「イヅル、冬華ちゃん」
乱「どうしたの？あんた達」
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ひな☆(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございます！頑張って書こうと思いますので今後もご愛読お願いします！ (10月16日 10時) (
レス) id: ed798ec632 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 久しぶりの更新お疲れ様です！応援していますのでこれからも頑張ってください！ (10月15日 21時) (レス) id: c510f125c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな☆ | 作成日時：2022年12月1日 17時
