第十二話 ギンVS神鎗 ページ12
一夜明け、瀞霊廷は負傷者多数。建物もあちこち崩れていた。しかし、それも一時の平和というもの。
斬魄刀捕縛の為の捜索などを行っていた乱菊の前に白髪の少年｢神鎗｣が現れた。
神「初めまして、かな？ボクの名前は『神鎗』」
乱「『神鎗』って…ギンの斬魄刀……」
神「ボクがアイツの斬魄刀だったのなんてもう昔の事だよ。今のボクは自由なんだ。そして、ボクはアイツの大事なもの全部を壊すんだ」
乱「何ですって…？」
次の瞬間、神鎗は脇差の斬魄刀を持ち乱菊の前にいた。
乱菊は腰の斬魄刀に手をかけながらも間に合わないと思っていた。
？「あかんなぁ、神鎗。キミが乱菊を傷つけるなんてそないな事」
乱菊の前にはためく｢三｣の字を背負った白の隊首羽織。
乱「ギン！」
神鎗の刃をギンが斬魄刀を以て防いでいた。
ギ「何でキミが乱菊を傷つけようとしてるん？神鎗」
神「そんなの、決まってるじゃないか。キミの大事なものだからだよ、ギン。
ボクはキミの大事なものを全部壊す！」
ギ「へぇ……」
神鎗の言葉を聞いたギンの霊圧が一気に上昇する。
乱「…ッ！」
ギ「離れとき、乱菊」
乱「…でも！」
ギ「乱菊」
乱「…ッ！……分かったわ」
乱菊は瞬歩でその場を離れた。
神「あ〜あ…。
キミが邪魔したからあの女を仕留め損ねちゃった。どうしてくれるわけ？」
ギ「…………」
神「ボクは元々、キミが気に食わなかったんだよね」
ギ「お喋りはそこまでや。
キミはボクを怒らしたんや。無傷で帰れるとは思わへん方がええ」
ギンと神鎗は刀を交える。その戦いは互角だ。
神「分かってる？キミは始解すらできないって事！
射殺せ──」
ギ「──…！」
急激に伸びた刀身をギンは咄嗟に受け流す。
辺り一面は強い霊圧同士がぶつかり合った事による衝撃波で吹き飛んだ。
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ひな☆(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございます！頑張って書こうと思いますので今後もご愛読お願いします！ (10月16日 10時) (
レス) id: ed798ec632 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 久しぶりの更新お疲れ様です！応援していますのでこれからも頑張ってください！ (10月15日 21時) (レス) id: c510f125c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな☆ | 作成日時：2022年12月1日 17時
