第十一話 白哉VS千本桜 ページ11
双極の丘に眩い光の柱ができあがり、瀞霊廷の死神達がそれを不思議に眺めているところに次々と爆発が起こる。
鬼「ハハハハッ！どこに逃げた？隊長連中。俺が相手だ！」
別の場所でも瀞霊廷の建物が飛梅の飛ばす炎で爆発していく。
飛「もう逃げ場はありません、死神」
さらに別の場所では五形頭が死神を襲っていた。
瀞霊廷は瞬く間にあちこちから火の手が上がっていた。
そんな中、恋次は風死と、ルキアは厳霊丸と戦闘していたが、ルキアは厳霊丸に押されていた。屋根の上に転がったルキアに襲いかかる厳霊丸。しかし──
？「縛道の六十一『六杖光牢』」
厳霊丸が縛道で拘束される。その縛道を放ったのは白哉であった。
ル「兄様！」
恋「ルキア！大丈夫か？」
立ち上がったルキアの視線の先を恋次は辿り、そこに白哉の姿を認める。
恋「隊長！」
白「気を抜くな」
？「なるほど…」
突然声がして恋次とルキアは振り返る。
？「さすが隊長格といったところか」
2人が振り返った先の建物の上には村正とその隣には千本桜の姿があった。
村「強力な斬魄刀を屈服させていただけのことはある」
村正の前に出た千本桜の手に刀の千本桜が出現する。白哉と千本桜が対峙する。
千「俺の名は『千本桜』」
白「
ル「しかし！」
白「二度は言わぬ」
腰にある斬魄刀の柄に手をかけながら瞬歩で消えた白哉は、千本桜へと斬りかかる。千本桜は村正の傍から離れ、白哉と斬り合う。
千「俺の千の刃にその1本の刀で挑む事が、どれだけ無謀な事か、貴様が1番分かっている筈」
千本桜の持つ刀がどんどん崩れていき、桜の花弁の様な刃に変わっていく。それに気づき目を見開いた白哉は素早く瞬歩で千本桜から離れる。
屋根から屋根へと逃れる白哉を千本桜と千本桜が操る千の刃が追っていく。その光景をルキアと恋次は驚いた表情で見ていた。
そして、遂に白哉が千の刃に呑まれていってしまう。
ル「兄様！」
千の刃が白哉を呑み込み建物を破壊する。
駆け寄ろうとするルキアを恋次が止める。
ル「離せ、恋次！」
恋「大丈夫だ、隊長は」
辺りに冷気が漂い始め｢周りを見ろ｣という恋次の言葉でルキアも冷気の発している根源をみる。そこには雪女のような白服銀髪の女の姿─ルキアの斬魄刀｢袖白雪｣の姿があった。
ル「ハッ…まさか…」
ルキアは目を大きく見開く。
袖「次の舞 白漣」
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ひな☆(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございます！頑張って書こうと思いますので今後もご愛読お願いします！ (10月16日 10時) (
レス) id: ed798ec632 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 久しぶりの更新お疲れ様です！応援していますのでこれからも頑張ってください！ (10月15日 21時) (レス) id: c510f125c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな☆ | 作成日時：2022年12月1日 17時
