第二話 斬魄刀たちの異変 2 ページ2
京楽や七緒、浮竹、複数の隊士達が見物する中で行われた白哉と恋次の手合わせ。2人とも卍解まで使用し、恋次は白哉に対してかなり健闘したようだった。
恋次との手合わせを終えた白哉が六番隊隊舎の門を潜った時、白哉はふと自身の右手に視線をやった。手合わせの時に卍解した千本桜が掠め、白哉は手首に傷を負ってしまっていた。
白「(あれは一体──…)」
ギ「なかなかええモノ見してもろうたで？」
白「市丸…見ていたのか」
相変わらずの喰えない笑みを浮かべながら白哉に声をかけるギン。
ギ「ボク、君に聞きたいことがあって来たんやけど……」
白「…何だ」
ギ「君、感じた？斬魄刀の異変を…」
白「………」
ギンの問いに白哉は目を伏せる。それは無言の肯定。
ギ「やっぱし……ボクも感じたんや、斬魄刀の異変。
一体ボクらの斬魄刀に何が起こってるんやろうな？」
ギンはそう言って腰に帯刀している自身の斬魄刀の柄を撫でた。
─────
冬華は三番隊隊舎から十番隊隊舎へと戻っていた。冬華は十番隊隊舎の前で氷輪丸との対話を試みているらしい冬獅郎を見つける。しかし、目を開けた冬獅郎は氷輪丸を片手に見つめながらどこか不思議そうな顔をしていた。
冬「氷輪丸…」
妹「シロ兄！」
冬「冬華、戻ったのか」
妹「ああ…、けど……」
冬「…？」
その時、隊舎の窓ガラスが割れる音が響き、冬獅郎と冬華は驚きで肩を震わせる。そしてその後に聞こえてきた乱菊の｢いい加減出てきなさいよ、もう！｣と言う声。
冬「松本！」
冬獅郎と冬華が執務室に戻ると乱菊は斬魄刀を床に突き刺して騒いでいた。
冬「松本！」
乱「ウワッ！」
冬「何を騒いでいるんだ？」
乱「びっくりさせないでくださいよ。今、斬魄刀と対話してたんですから」
冬「あれのどこが！」
妹「…相変わらずだな…」
そこに｢失礼します｣と声がかかり、執務室の扉が開く。訪れたのは勇音と雛森、吉良と六番隊隊舎付近で偶然合流したギンだった。
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ひな☆(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございます！頑張って書こうと思いますので今後もご愛読お願いします！ (10月16日 10時) (
レス) id: ed798ec632 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 久しぶりの更新お疲れ様です！応援していますのでこれからも頑張ってください！ (10月15日 21時) (レス) id: c510f125c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな☆ | 作成日時：2022年12月1日 17時
