#32 ウェディング・イブ 6 ページ33
伴「で、でもよ…、何で初音の付け爪に初音本人の皮膚が付いていたんだよ!?」
小(コ)「わからねぇのか?伴場…」
小五郎(コナン)の言葉に皆は小五郎を見る。
小(コ)「この若い探偵にお前と自分が同じ火事で助け出された事を聞かされ、「後は自分で調べる」と彼女が言ったんなら…、その調べる内容は…、自分達が双子かどうか明確になる、DNA鑑定以外考えられねぇ…。
恐らく彼女はネイルサロンからここへ戻り、車を降りたその時…、鑑定を依頼していた業者からの電話で、その結果を聞かされちまったんだよ…。
お前と初音さんは結婚する事を許されない…、血のつながった双子だって事をな…」
その事実に伴場は目に涙を浮かべ、絶句している。
小(コ)「付け爪に彼女の皮膚が付着していたのは、恐らくその結果に愕然とし…、付け爪が外れる程顔をかきむしり泣きじゃくった為…。
その時、彼女が落とした傘の内側に入って風で飛ばされたもう1つの付け爪を今、調べてもらっているから…、その結果が出ればはっきりと…」
その時、目暮の携帯が鳴り、目暮はその電話に出る。
目「はい目暮…。
うむ、うむ…、そうか…、わかった…」
目暮は頷くと電話を切る。
松「出たのか?もう1つの付け爪の調査結果が…」
目「あぁ…。そっちの爪には血液も付着していた上に、ほとんど汚染されてなく…、伴場さんのDNAとピッタリ一致したそうだ…。性別を示す部分以外はな…。
彼女の遺体からかろうじて取れたDNAとも一致したそうだから、付け爪に付いていた皮膚は彼女の物と断定されたよ…」
高「じゃあやはり、彼女は自 殺を…」
松「そうとしか考えられねぇが…、その業者も間の悪い時に電話をしたもんだな…」
透香『多分2人が明日結婚すると聞かされていて、早く知らせたかったのよ…。取り返しがつかなくなる前に…。
それで、もっと取り返しがつかなくなってしまったけれどね…』
そう言って伴場を見た透香達だったが、膝から崩れ落ち、頭を抱えながら涙を流して初音の名前を連呼して悲しみの渦にいる伴場を見ていられず、皆、目を伏せた。
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優花 - ひな☆さん» 返信遅れてすみません!! 大丈夫です!バッチしです!!有難う御座います!!! (2021年7月27日 17時) (レス) id: ef3d2855ab (このIDを非表示/違反報告)
ひな☆(プロフ) - 優花さん» 変更しましたけど、大丈夫そうですか? (2021年7月26日 22時) (レス) id: fbc358602f (このIDを非表示/違反報告)
優花 - ひな☆さん» そうですか... できればなんですけど、お願いしてもいいですか?すみません...、よろしくお願いします。 それでは、これからもひな☆さんのペースで更新頑張ってください! 応援しています! (2021年7月26日 20時) (レス) id: ef3d2855ab (このIDを非表示/違反報告)
ひな☆(プロフ) - 優花さん» 設定していないので変えられません。希望するのであれば設定し直します。 (2021年7月26日 18時) (レス) id: fbc358602f (このIDを非表示/違反報告)
優花 - すいませんこれって名前変えられるんですか? あと、これからも更新頑張ってください!! (2021年7月26日 18時) (レス) id: ef3d2855ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひな☆ | 作成日時:2021年2月19日 18時