所詮は他者の想いのオモチャであるが、とりあえず自由に生きる。━5

第２２３話 ページ44

「おお…」

InK「Aにドリームとクロスも帰ったら食べよ！」

Aの次にInKが入り、CROSSが入ろうとした時、HONEYがDREAMの肩を叩く。

HONEY「ドリーム。俺は、あのニンゲンの事を信用してない」

HONEY自身、何度もAはPlayersでない事をDREAMとInKから説明は受けていたものの。

即時蘇生(LOAD)の力の説明も勿論の事、されていた。

その為、心持ちのみの警戒を抱いて、Aと接していた事をDREAMは気付いていたが、それをBERRYとSwap/Charaに悟られないように匠に。

DREAM「気付いてた。でも、ハニー自身の想いだから…ハニー自身で確かめて欲しかったんだ」

HONEY「お前等の考える事だ。そんな事だろうと思った」

DREAM「悪い子じゃなかったでしょ？」

HONEY「ああ…まあ少しは信用しても良い」

と、目を逸らしながら、HONEYはDREAMへと言う。

DREAM「良かった。…Aはこの世界の事を心配してるから…また来るね」

HONEY「今度(次)は何も起きないと良いな」

DREAM「あははっ、それを言われると少し…怖いかな…」

CROSS「ドリーム、行くぞ」

と、CROSSに声を掛けられて、DREAMはポータルへと入っていく。

HONEY「で、お前はどうするのー？」

FRESH「オレッチ？」

HONEY「そっ」

FRESH「オレッチはもう少し、遊んでくZE！！」

FRESHはいつの間にかHONEY達の側からいなくなっていた。

HONEY「どいつもこいつもさあ〜」

・・・

HUMAN「ローゼ様、今回は失敗です」

ある廃工場の一角で声を出したのはNapstatonに銃口を向けたニンゲン。

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