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第218話 ページ39

CROSS「──────Aッ!!!」

その瞬間に、CROSSがニンゲンの真上から落ちてくるとニンゲンの銃を刃物の柄で落としたのを確認したAはすかさず、倒れかけたニンゲンの防弾チョッキを掴み、ニンゲンを見つめた。

HUMAN「な、なんだ…」

「お前が主犯ってワケでもなさそうだな」

HUMAN「俺が、テメェになんか話すと思うか? いひひっ」

CROSS「アンダースワップにいたのか。道理でインクの所にもインクがいなかったワケだ」

CROSSから話しかけられたその瞬間に、ハッと我に帰り、掴んでいた防弾チョッキを乱雑に離し、ニンゲンを床へと落とす。

落とされたニンゲンはひっそりと逃げようとし立ち上がろうとした時、Aは苦悩の梨を顕現し一度、振り下ろす。

「しまった…これが使えたな…」

CROSS「嫌…出さなくて正解だと俺は思う」

X/Chara『同意見』

Aは、CROSSがデモ団体の1人から叩き落とし、地面に落とした拳銃を手に取り眺めた。

「コルト…コルト・ディテクティブスペシャル」

手際よく、シリンダーを取り出すとシリンダー内には2発程、残弾がある事を確認し再びシリンダーを戻し、眺める。

「おおっ…キーロック、1997以降のものか」

CROSS「触った事があるのか?」

「…ん? ああ……どう、なんだろうな?」

Aは、背中側スボンとお腹の間に拳銃を挟んでパーカーで隠した。

CROSS「は? それ、持っていくのか?」

「本当は()の身にも、誰の身にも余る代物(ブツ)だがな…だが…」

何故だが、手放せなかったとは言えない。

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ユーキ(プロフ) - 葵斗(別アカ)さん» コメントありがとうございます!ネタに気付かれると気持ちが良すぎますね! (3月30日 1時) (レス) id: 8f1e927a9c (このIDを非表示/違反報告)
葵斗(別アカ) - 初っ端からワッカ構文が…w (3月29日 15時) (レス) id: 8875507bce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年1月7日 13時

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