第200話 ページ21
「…スワップキャラに頼んでも、良いのかな…」
DREAM「抱き枕役を?」
「ああ、起こしてしまうけ…ど…」
立ち上がろうとしたAの手をDREAMが取って止められ、立ち止まった。
「何かあったか?」
DREAM「ううん。おやすみ、A」
「ああ、おやすみ。ドリーム」
一度、DREAMの手を握り返してから離し、2階へと上がっていくAをDREAMは手を振って見送る。
DREAM(僕じゃ、駄目かなって思っちゃった…)
DREAMは、自身のおでこに手を当て俯き、頬を黄色く染めた。
・・・
翌日。
起きたAは、抱き締めさせてもらっていたSwap/Charaと隣で寝ていたBERRYが起きないようにベッドから出ると、先日に服屋で貰った服を着替える為に1階へと降りるとソファの片隅に置いていた紙袋を持ち、お風呂場へと歩く。
お風呂場へと着き、紙袋から服を取り出す。
「…‘女の子’らしいな」
と、取り出した服は紺色に橙色のラインが入ったレジャージャケットに、黒のラップキュロット。
そして、灰色のTシャツ。
「ズボン…スカートにも見えるな…」
ラップキュロットに着替えようと半ズボンに手をかけた時。
HONEY「おお、いたな…」
扉が開き、HONEYが入ってくる。
HONEY「あー…」
「何かあった…えっと、こう…いう時は…今すぐ出ていくが吉だ…」
気まずそうな表情をし、扉をゆっくりと閉めていく。
HONEY「アンタ、その台詞は相当映画の見過ぎだぜ」
「ははっ、大凶になりたいか?」
HONEYか出て行ったのを確認すると、改めて着替え始めた。
HONEY「…赤色か」
ポツリと呟いてお風呂場の前から去るHONEY。
レジャージャケットを着ると、洗面台の鏡の前へと行く。
「…マフラー…」
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ユーキ(プロフ) - 葵斗(別アカ)さん» コメントありがとうございます!ネタに気付かれると気持ちが良すぎますね! (3月30日 1時) (レス) id: 8f1e927a9c (このIDを非表示/違反報告)
葵斗(別アカ) - 初っ端からワッカ構文が…w (3月29日 15時) (レス) id: 8875507bce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年1月7日 13時