所詮は他者の想いのオモチャであるが、とりあえず自由に生きる。━5

第１９８話 ページ19

InK「嘘だぁ〜！！！ また負けた〜！！！」

と、コントローラーはソファへと投げ捨てる。

BERRY「インクはこういうの苦手なのか？」

Swap/Chara「さっきのAより酷い…」

「…俺、相当酷いのな…」

DREAM「でも、テトリスは上手いから、ね！」

ぷよテトで計8回程、対戦をした後にInKが時計を確認。

InK「もう、5時か〜！！」

服屋での事や、警察による通行禁止での移動時間が余程、時間を食ってしまっていた模様。

(…1日で帰る、感じの話し方だったよな…)

と、AはBERRYとSwap/Charaの方へと目線を向ける。

Swap/Chara「もうそんな時間なの…？」

BERRY「まだまだ、したい事、沢山あるんだぞ…」

落ち込むBERRY、Swap/Charaの隣にDREAMとAが行く。

BERRYの隣に座り込んだDREAMは、視界の端にある紙が目に入り、手に取るとBERRYの前に出す。

DREAM「明日ってナプスタトンの出張DJライブだよね？」

「なぷすたとん？」

と、前に出した紙にはNapstatonという四角く青の蛍光色が目立つ機械のような何かが写っていた。

BERRY「A、知らないのか？！ ナプスタトンだぞ！」

「ライブをする位だからな。さぞ有名なんだろうが…ひと目は見てみたいな」

InK「スミが見たいなら、僕も見たい〜！」

InKは、Swap/Charaと目を合わせるために屈んでいたAの肩へと乗っかる。

BERRY・A「「むぇ？！/え、良いのか？」」

声が揃い、思わずBERRYと目を合わせるA。

BERRY「むぇへへ！ 揃っちゃったぞ！！」

DREAM「なら、ベリー、泊まってもいい？」

Swap/Chara「私も泊まりたい！」

そう話しながら、Swap/CharaはAの左腕に抱き着いた。

BERRY「お泊り会か？！」

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