第３８話 ページ39
Gaster〔あの子…〕
DREAM「あの子？」
Gaster〔あの子なら遺跡のぬいぐるみの上にいると思うよ〕
恐らくFriskの事だと、DREAMは走り出した。
「あ、帰ってきたな…」
DREAM「A！ あ、えっと…僕の名前はドリーム！ 君の助けになる為に来たんだ」
「分かった。ドリームだな？ とりあえず、落ち着けよ。な？」
いつの間にか肩で息をする程、焦っていたDREAMに対し、Aは初対面であろうDREAMを落ち着かせる。
DREAM「…君は、優し過ぎるよ…」
「ど、ドリーム？」
Aの手を握り、ゆっくりと歩き出すDREAM。
「…その…何かあったのか？ 俺が何かしとかさ」
DREAM「ううん。何も、ないよ」
「何もないのか？ 困ったな」
遺跡へと向かう道中、初めて会った時と同じような調子で話すA。
全て、忘れてしまっている。
実感させられるには充分だった。
DREAMはつい先程、この世界で起きたと言わざる得ないAにこの真実を伝えるかを悩んだ。
「ドリーム」
DREAM「あ、ごめん。どうしたのかな？」
「やっと、こっち向いてくれたな。なあ、どうしたんだ？」
DREAM「…ごめんね。君が、困ってるのに…」
そう言うと、握っていた手を離す。
「ふん…じゃあ…知ってるだろうが。俺は、A」
DREAM「うん…」
AはDREAMへとついて行く形で歩き出す。
その道中で、ドリームはAの助けに来たという事を改めて伝えた。
「つまり、ドリームは俺が大変だと気付いて来てくれたのか」
DREAM「そういう事だね」
「今、正に現在進行形で困っているからな」
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ユーキ(プロフ) - えへっへへ(V)(*'ω'*)(V)さん» 載っているイラストを描いた当時、まだ使っているイラストを描くソフトに慣れていなかったので嬉しいです！ (2023年5月4日 19時) (
レス) id: 8f1e927a9c (このIDを非表示/違反報告)
えへっへへ(V)(*'ω'*)(V) - 絵が好きやで？☆ (2023年5月4日 17時) (レス) @page2 id: bd3e543e26 (このIDを非表示/違反報告)
ユーキ(プロフ) - マナサさん» コメント、ありがとうございます。頑張って参ります！ (2022年10月30日 22時) (レス) id: 8f1e927a9c (このIDを非表示/違反報告)
マナサ - あ、えっと、、、凄いなぁ、、、(語彙力の消滅) これからも頑張ってください！！ (2022年10月27日 22時) (レス) @page5 id: 5fa784451d (このIDを非表示/違反報告)
ユーキ(プロフ) - 華さん» コメント、ありがとうございます。頑張ります！ (2022年10月19日 15時) (レス) id: 8f1e927a9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユーキ | 作成日時：2022年10月5日 19時
