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第26話 ページ27

「仕方ない、椅子とか…写真を触らければ大丈夫だよな…ああ、少し怖いな…」

写真に一先ずだが触れ、机の上にあるおもちゃの開発案の紙などが大丈夫かどうかだけを目視の確認を図る。

開発案の紙は写真を持ってしても大丈夫な点が判明する。

只、おもちゃの開発案ではなく新たな拷問器具や殺人道具などの開発案という点を除けばの話だが。

写真をズボンのポケットにしまいこみ、椅子の上に紙を少し山にして本棚の前へと置き、落ちないようにして一番上の本棚からその白黒の本を取り出すことに成功。

本の題名はAには読めない。

「何だ? この記号…何かの暗号、なのか?」

人の手で親指のみを上げたマークや、パソコンのキーボード、同様のパソコンのマウスなどの多少特徴的なマークが多用されている。

それは本の中までびっしりと。

「…これがドリームの言ってたやつの言語、ということか」

解読方法はDREAMに聞かなかったので、仕方なく一度その本を本棚に戻す事にし、再び椅子の上へと行き本を戻す。

「ぅ、おぉぉおっ……もど…れや!!」

と、無理矢理奥へと押し込んだ瞬間、カチッという音が鳴り、戻した白黒の本が本棚の奥へと吸い込まれていく。

「……一度、この仕掛けは簡単に破られるって言ってあげような。俺」

Aはそう言うと、白黒の本を全て奥へと押し込み始めた。

「…子供向けにしてあるなら、良い方なのか。…なんだか、俺も楽しんでるな」

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ユーキ(プロフ) - えへっへへ(V)(*'ω'*)(V)さん» 載っているイラストを描いた当時、まだ使っているイラストを描くソフトに慣れていなかったので嬉しいです! (2023年5月4日 19時) (レス) id: 8f1e927a9c (このIDを非表示/違反報告)
えへっへへ(V)(*'ω'*)(V) - 絵が好きやで?☆ (2023年5月4日 17時) (レス) @page2 id: bd3e543e26 (このIDを非表示/違反報告)
ユーキ(プロフ) - マナサさん» コメント、ありがとうございます。頑張って参ります! (2022年10月30日 22時) (レス) id: 8f1e927a9c (このIDを非表示/違反報告)
マナサ - あ、えっと、、、凄いなぁ、、、(語彙力の消滅)   これからも頑張ってください!! (2022年10月27日 22時) (レス) @page5 id: 5fa784451d (このIDを非表示/違反報告)
ユーキ(プロフ) - 華さん» コメント、ありがとうございます。頑張ります! (2022年10月19日 15時) (レス) id: 8f1e927a9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユーキ | 作成日時:2022年10月5日 19時

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