第20話 ページ21
DREAM「これはね、インクにとっての心なんだ。飲まなきゃこうやって、怖くなっちゃう」
Aの心を読んだのかDREAMがAへと言う。
「あ、だから、吐くのか」
DREAM「見た事あるんだね」
InK「あの時はごめんね、A」
「…言ってる事がマフラーの件なら大丈夫だ」
と、マフラーの黒ずんだ場所をDREAMに見せる。
InK「マフラー!! 貸してくれたんだ!!!」
いつものInKに突然、戻った事に驚いたAは肩を微かに揺らす。
InK「A、びっくりした?!」
「ワリと、な」
DREAM「2人とも、比較的3人揃って行動しないかな?」
「…俺もそれが助かるな」
と、3人で歩き始めた。
然程の広さがないわけではないが、おもちゃなどの資料の多さには圧巻がある。
その中に、1つだけAの目を引くものがあった。
Aはその‘物’に近付くにつれ明確になるにつれ、冷や汗を出しながらその‘物’を手にした。
DREAM「何かあった? A」
DREAMの問いに僅かに反応を鈍らせる。
「ああ、対してないな」
明らかな動揺を隠せないAは、咄嗟に手に取った物をズボンのポケットにしまう。
どれだけぐしゃぐしゃでも隠したかった。
DREAM「またね…」
InK「今度はボールで遊ぼうね!!」
「ああ、遊ぼうな」
DREAMやInKが去った後、ズボンのポケットから先程しまった物を、写真を取り出しながら遺跡へと歩く。
写真には、Aによく似た一回り程小さい女の子が殆ど下着1枚で、生傷だらけの。
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ユーキ(プロフ) - えへっへへ(V)(*'ω'*)(V)さん» 載っているイラストを描いた当時、まだ使っているイラストを描くソフトに慣れていなかったので嬉しいです! (2023年5月4日 19時) (レス) id: 8f1e927a9c (このIDを非表示/違反報告)
えへっへへ(V)(*'ω'*)(V) - 絵が好きやで?☆ (2023年5月4日 17時) (レス) @page2 id: bd3e543e26 (このIDを非表示/違反報告)
ユーキ(プロフ) - マナサさん» コメント、ありがとうございます。頑張って参ります! (2022年10月30日 22時) (レス) id: 8f1e927a9c (このIDを非表示/違反報告)
マナサ - あ、えっと、、、凄いなぁ、、、(語彙力の消滅) これからも頑張ってください!! (2022年10月27日 22時) (レス) @page5 id: 5fa784451d (このIDを非表示/違反報告)
ユーキ(プロフ) - 華さん» コメント、ありがとうございます。頑張ります! (2022年10月19日 15時) (レス) id: 8f1e927a9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユーキ | 作成日時:2022年10月5日 19時