第３６８話 ページ9
Ꮶetchup「あんたなら、知ってそうぜ」
Ꮶetchupはウィンクをしながらそう言う。
1本取られたと言うように吹き出すように笑うAは、「そうだな」と言うとᏦetchupに改めて目を向ける。
「ケチャップ、頼みがある」
・・・
「プレアもアロンも先に行ったな。急がないと────」
Lust「み・つ・け・た♪」
「うおっ…」
真正面からLustに抱き着かれたAは、そのまま抵抗せずにLustを見上げた。
Lust「さっきは逃げられちゃったから」
「あれは五分五分でラストも悪いんだ。アロンに謝ってくれよな」
Lust「うんうん♪ 謝るから♪」
「ラスト？」
Lustは上の空で返事をしながら、Aの手を触る。
Lust「ねえ、何もしないからちょーっと遊びに来ない？」
「いやあ…」
Lust「あら、マフラーどうしちゃった？」
Aの首元を触った瞬間に気付いたLustは、Aの頬に触りながら話す。
「少し、貸し出し中なんだ」
Lustを見上げたまま、Aは続ける。
「何かしたら勿論、俺は抵抗するからな。
先のゲームで廃棄予定の物となっていたS&W M39を貰っていて取り出し、見せつける。
Lust「…貴方もミームとか分かる子なのね。嫌いじゃないけど」
「みーむ？ …ミルワームは分かるぞ」
Lust「なんだか嫌」
「嫌ならやめとくな」
LustはAを連れたまま、
一方、UT/Frisk達を眺めるDREAM元へᏦetchupがAのマフラーを持って現れた。
DREAM「それ、Aの…！」
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作者名：ユーキ | 作成日時：2023年7月20日 17時
