第367話 ページ8
「プッ…あはははっ! アロン、落ち着いてくれよな。ラストって言って悪いのじゃない」
思わず笑ってしまったAは、Alonと目を合わせて話を続けた。
Alon「でも、何かしら、私の勘が危ないって言ってるわよ?!?」
「…それは…皆言ってるから、なんでか否定はしない」
Alon「やっぱり、そうなんだわ…A、貴方はイイ人過ぎる!!」
肩を掴まれ迫真でそう言われ、目を細めたA。
「そんなに俺はイイ人じゃない」
Alonの手を優しく解く。
Plea「おーーーい!! えっと、そう! Aさーーん! アローーン!!!」
自身を呼ぶ声が聞こえた為、Aは困惑しているAlonの手を取り、そちらへと歩き出す。
Plea「Aさ─────」
「此処だぞ、プレア」
先のLustの様に背後へと回り込み、話しかけるとPleaは驚いたようで思わず飛び上がる。
Plea「えっ?! あ、いたいたいた!!! アロンが連れ出したからどこに行ったかと…」
Alon「悪かったわね…」
Ꮶetchup「お前さん…ひょこっと姿を表すから驚くぜ…」
Ꮶetchupもいつの間にかAの隣に現れた為、Pleaは再び飛び上がりAlonの背中に隠れてしまう。
Plea「Aさんも、モンスターさんもなんでこう…俺を驚かすんですか〜!?」
「ははははっ…僥倖だな」
Ꮶetchup「丸わかりで楽しんでやがる…」
「…ドリームは平気か?」
その一言で、ᏦetchupはAを横目に追う。
Ꮶetchup「参ってるとしか言えないぜ?」
「ドリームを休ませたい。良い案は欲しい」
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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年7月20日 17時