第402話 ページ43
×××『「目は…そう、目、は…────ッ!」
言いかけた所でAがSwap/NIGHTMAREの服を掴み、地面へと落とす。
Swap/NIGHTMARE「何をッッ?!」
Aの顔を見ようとした時、AがSwap/NIGHTMAREの頭に手を添え、Ꮶetchupへと「下がれ」と叫ぶと同時に一際大きく鳴り響く発砲音。
HUMAN「何してんだよお前!!!」
HUMAN「射線にいたソイツが悪いだろうが!!!」
HUMAN「仲間だろう!!」
HUMAN「俺の邪魔するなら、お前も敵だ!!!」
再び、聞こえる発砲音。
「仲間も敵も関係なしか、なら…スワメア。コイツ、連れて逃げてくれないか? 何か一つでも相手の手掛かりが欲しい」
Aはそう言うと、Swap/NIGHTMAREの手を取り上半身を起こす。
「悪い、怪我をさせない為にやった事が、怪我をさせそうになった」
Swap/NIGHTMARE「大丈夫です、何より…いえ…やめておきます…」
Swap/NIGHTMAREは言葉を濁した。
Swap/NIGHTMARE(…貴方は、ドリームさんが求めるAさん…ですが、今のは…)
Aは、考え込んでいるSwap/NIGHTMAREが未だに掴んでいる自身の手を見つめ、Swap/NIGHTMAREの顔へと視線を移す。
「スワメア、何かあったか? 気になることが」
Swap/NIGHTMARE「いえ、特には。すみません、この方を何処へ連れていきますか?」
「…アンダインの所へ。戸惑うかもしれないが、ロイヤルガードとして捕らえておいてもらたいと話しておいてくれ」
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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年7月20日 17時