第398話 ページ39
念の為と、Pleaに案内され森を抜ける事になっていた避難するニンゲン達。
先頭をUT/Papyrusが歩いており、案内役のPleaが隣にいる。
最後尾はUT/UndyneとAlon。
HUMAN「なんか、銃の音、多くない?」
UT/Undyne「今、気にしなくていいことだ。早くこの森を抜けるぞ」
振り返り音に耳を澄ませるAlonを前に向かせるUT/Undyne。
UT/Undyne(…早くあそこへの応援へ…)
Alon「アンダイン。何百年も前の、モンスターとニンゲンの戦争の話は知ってるのよね?」
UT/Undyne「ああ、当たり前だ。それがどうした?」
一息吐くと、「なら」と言いながら立ち止まりUT/Undyneを引き止める。
Alon「ニンゲン同士の戦争の話は聞いたことがある?」
Aが、先行して囮になり、ニンゲンを確実に一人一人を気絶させていく中、サイレン音が響き赤い光が工場の窓をちらつく。
HUMAN「よし、形勢とか関係ねぇや! 生きろ!」
その一言に他のニンゲン達が意気込んだ。
「命大事に、…そういうの良いなッ!!!」
負傷者も、致命傷を負った者もいる中に不謹慎だと思われてもそう言えるニンゲン達がいる事が何よりもAを─────‘女の子’を強めた。
HUMAN「うぜぇんだよッッ!!!」
近くのニンゲンの銃を掻っ攫う1人のニンゲン。
HUMAN「それ、俺の…!! ショットガン…」
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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年7月20日 17時