所詮は他者の想いのオモチャであるが、とりあえず自由に生きる。━9 (ページ38)

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第３９７話ページ38

ギアを変え、シガーソケットを取ると、椅子下から取り出した棒状の爆発物・ダイナマイトに火を点け、Cynilへとパスしサンルーフから投げ捨てられる。

HUMAN「大・爆・殺──────神(シィン)ッ！！！」

僕のヒーローアカデミア(某ヒーロー漫画)のとある一人のヒーローネームである大・爆・殺・神ダイナマイトの神を言い終わると共に、ダイナマイトは爆破し2台程、大破。

雲に隠れ、ダイナマイトが転がってきた事が上手く視野に入っていなかった事が功を成す。

HUMAN「ヒュ〜ッ！！」

Cynil「…俺より狂ってるよ」

この運転手のニンゲンはこの為だけに、車にシガーソケットをつけている事をCynilと今乗っているニンゲンの3人しか周知していない。

HUMAN「てか、それ、根性焼きとそれにしか使わねぇのかよ！！！」

HUMAN「男のロマンってのは捨てられねぇだろ！」

Cynil「連絡がつかない…」

PCから何度も通話をかけているが、電波が届かないところにあると出て一向に進展なし。

Cynil「工場の電波もイカれたか！」

HUMAN「シニル！！！ニュースに切り替えろ！！！中継だ！！！」

監視カメラのリアルタイム映像を共有している自身のスマホをCynilへと投げる。

Cynil「警察との、銃乱闘(ドンパチ)ッッ！？！」