所詮は他者の想いのオモチャであるが、とりあえず自由に生きる。━9

第３９６話 ページ37

Ꮶetchup「おっと、好戦的だぜ。なあ、お前さん、ニンゲンは基本、好戦的(こっち)の方が多いのか？」

「ケチャップ、俺やプレアを見てみろ。ほら、十人十色。モンスターもニンゲンも─────っと…」

女のニンゲンはAへと銃弾を放ったが、Aは左へと避け、銃弾は工場内を何回か跳ね返り散る。

HUMAN「無駄話をして時間稼ぎでもしようとしてるんでしょうけど、無駄よ。戦略差も明白、早く降伏して殺されて頂戴」

HUMAN「仕方ない。そういうことだ。
───────死んでくれ」

・・・

タイヤ痕がコンクリートに付きつつ急カーブをこなす車が1台、その跡を複数の車が追いかけてきてる事は明白に分かるほどの数がいる。

Cynil「運転(ハンドル回し)ド下手糞がッ！！」

HUMAN「仕方ないだろ！！ 相手、増援(オールスター)で、来てるんだぞ？！」

HUMAN「全員(オールスター)参戦！ ってか？！」

Cynil「ジョーク言えんなら、上等ッ！！ 特攻してこい！！！」

Cynilがそう叫ぶと先に「参戦」と言っていたニンゲンは「すみません、ボス」と叫び、縮こまった。

HUMAN「俺の、運転技術(乗馬技能)舐めんなよ。クソッタレ！！！」

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