第395話 ページ36
Ꮶetchup「…heh…ニンゲンってのはトコトン分かんないぜ…」
「ニホンには十人十色なんて四字熟語がある。そんなものかもな」
ᏦetchupとAの会話を聞きながら、Swap/NIGHTMAREは青く煌めく鎌を顕現。
Swap/NIGHTMARE「…なんというか、呑気ですね…」
と、溜め息を吐くと同時にシャッターが徐ろに開き、その場の全員が銃を構えた。
Aも万が一、会話で済まない場合の為に銃を手に取り、シャッターの方へと歩く。
HUMAN「すげぇな、あの子」
HUMAN「命知らず過ぎるだろ」
Swap/NIGHTMAREが跡をついていく中、そんな会話が耳に入る。
HUMAN「おお、もう大半は逃げたか。まっ、良い。…なあ、ニンゲンは極力殺したくない。銃を降ろしてくれるか、嬢ちゃん」
シャッターをある程度、開き終わり1人のニンゲンが入ってきて、開口一番に近付いてくるAへとそう話しかけた。
「俺か。俺もそんな事はしないが…そっちはどうだ?」
HUMAN「最悪殺しても揉み消してもらえる。早く殺しましょう」
HUMAN「早いぞ。って、待て、おい!」
女のニンゲンが、3歩ほど前に出るとAへと銃口を向け、声のトーンを上げて話し始めた途端に先程、Aと話していた男のニンゲンは頭を抱え、背に向け考え出す。
HUMAN「良い? 私達は貴方達を殺して多額の報酬が手に入るようになってる。特に、モンスター殺しはね。早く死んでくれないかしら?」
66人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユーキ | 作成日時:2023年7月20日 17時