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第393話 ページ34

HUMAN「どっ、どうするんだよ?!」

Cynil「仕方ない、一回巻け」

と、Cynilは右手の人差し指を立て、クルクルと4回程度、回した後にグローブボックスを開く。

Cynil「彼処に向ってるのは俺達だけじゃねえ」

取り出したのは銃、3丁。

内の2丁を後部座席のニンゲンへと渡すと、運転手のニンゲンと目を合わせ、天井のサンルーフを指差す。

HUMAN「…ったく、昔みたいにしっかりと暴れてこいよ」

サンルーフを開きながら、微笑んだ。

Cynil「お前のスマホに監視カメラのリアルタイム映像を共有しておいた」

HUMAN「任せとけ」

・・・

一方、煙の発生地付近。

UT/Papyrus「A、また何かしたの?!」

その第一声に、目を塞いでいたAlonとその近くでなだめようと近付こうとしたPleaが今だに煙が立ち込めるAがいたであろう方へと怒りながら歩く。

「これは、またやらかしたかもな」

UT/Papyrus「何したの?」

「いやあ、仲良くなれないニンゲン達が煙幕(煙玉)を仕掛けてきたんだ。全く勘違いしたな」

UT/Papyrusの手を取ると、UT/Undyneの元へと行くA。

「ニンゲンや俺はまだ生きれる。でも、モンスターは少し別格だ。応援より先に逃げてくれ」

UT/UndyneにUT/Papyrusの手を差し出すと振り向き、Pleaの方へと歩くAの後をSwap/NIGHTMAREが追う。

「…戦えるか?」

Swap/NIGHTMARE「その為の俺ですよ」

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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年7月20日 17時

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