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第392話 ページ33

HUMAN「ホントにそうだったら、楽な仕事ね」

肩や腰に掛けていた銃を持ち、煙がなくなろうとしている廃工場へと入る準備へと取り掛かる。

大凡の人数は20人。中には布を被せた何かを荷台に乗せたトラックも入って来ていた。

リアルタイムにて、監視カメラの映像をPCで確認しながら、車の助手席に座っていたCynilはその映像を見て髪を乱暴に掻く。

Cynil「中には子供(ガキ)もいンだぞ!!! ふっざけんじゃあねえ!!!!」

HUMAN「交通スピード違反マッハでトバしてる!! その顔は昔に置いてきたんだろう!!! 汚い言葉を使わないでくれ!」

運転手のニンゲンがPCへと怒鳴るCynilへと叫んだ。

Cynil「どっこいどっこいで()かすか?!」

HUMAN「あー! 今のゼッテー、アロン()ちゃんに言いつけてやるーー!!」

後部座席のニンゲンが2人、突然、今まで通っていた道へと振り向いた。

HUMAN「お前、もっと飛ばせ!!」

運転手のニンゲンの肩を叩きながら、後ろを指差す後部座席のニンゲンの指を追い、Cynilが振り返った先には監視カメラの映像と同一のトラック。

そして、トラックを囲むかのように白の車と赤の車が追っていた。

Cynil「こっちの事は()からつま先(しも)までお見通しか」

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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年7月20日 17時

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