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第391話 ページ32

UT/Undyne「私には何がなんだかサッパリだ」

Swap/NIGHTMARE「(くら)ついたような感情を皆さんから感じます」

Swap/NIGHTMAREとUT/Undyneの話を聞いた後、こちらへ走ってくるPlea達3人の方へと歩みを進める。

「プレア、何が起こってるか説明してくれ」

Plea「先程、話したヒト達に該当する集団をシニル兄ちゃんが目撃しました! シニル兄ちゃんは、ここのヒト達の顔は全て覚えてます。だから、退避してくださ───────!」

頭上から何かが降ってきた事に気付いたAはPleaとAlon、UT/Papyrusの3人を押し退け、背後にいたUT/UndyneとSwap/NIGHTMAREの腰目掛けてタックルをした。

UT/Undyne「お前、一体何─────」

「全員ッ!!! 頭を下に下げろッ!!!!」

上着を脱ぐとその何かを包み込み、覆い被さる。

Alon「まさか、Aさん!!!」

・・・

廃れた工場の中から煙が立つ事を少し離れた場所で確認している男女のニンゲン達。

恐らくCynilが話していた該当集団。

HUMAN「初手でドンと行くとはなぁ! 木っ端微塵な訳ねぇか」

左手を拳にしたかと思うと思いっきりパッと開いて爆破を表し、笑いながら茶化す男のニンゲンはその身を防弾チョッキに身を包み、肩や腰には銃と手榴弾を身につけている。

手榴弾を掛けている肩からのホルダーに1つ、空いていた。その手榴弾を投げたのだろう。

HUMAN「流石、無理だと思うわよ」

HUMAN「ん、まあ。幾つか抜け殻と灰になってたらラッキーだね」

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作者名:ユーキ | 作成日時:2023年7月20日 17時

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