検索窓
今日:12 hit、昨日:3 hit、合計:4,578 hit

第382話 ページ23

オトナにジュースが入ったコップを2つ、受け取り1つをAへと渡すPleaはコップを真っ直ぐに見つめる。

「隠すのが下手だな。つまり、お前はそのデモの裏で何かが動いていると…?」

一口、飲みながらPleaの問い掛けに答えたAは、何度目か分からないAlonの粉塵爆発実験を止る体勢に映っているニンゲン達を見つめ、回答を待つ。

Plea「俺、父さんが警察の人だから」

粉塵爆発が起き、Aの耳に爆音と共に声は届く。

掻き消えた音と煙を確認すると、Pleaの方へと向いたAは笑う。

「情報漏洩で父親(トーサン)が訴えられないといいな?」

Plea「も〜っ!! そんな事、言わないでくださいよ〜!!!」

立ち上がり、片手でコップを持つと軽くAの肩を数回突く。

「情報漏洩は何罪か知ってるか〜?」

A自身、その情報が嘘か真か見極めたいと知りたいという気持ちそんな事を繰り返して話していると、PleaはAの服の裾を握りしめる。

Plea「Aさんは観光客で知らないから他所向けるんです!」

粉塵爆発をする為の小麦粉が切れたAlonが片付けを他のニンゲンに任せて防護服を脱ぎながら此方へと走ってきていたが、Pleaの声と共に響く。

第383話→←第381話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
66人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ユーキ | 作成日時:2023年7月20日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。